こんにちわ、土屋です。
今日の昼休みに地元の若木山の桜が開花したので、喜んで撮影してきました。
パソコンにアップロードして取り込んで、このココログに掲示しようとしたのですが、その前に昨日に撮影した写真がきれいでしたので、急遽タイトルを変更しました。
「飯豊山と大峠の猫柳」です。
世間は、桜のお花見で盛り上げっているのに、私のサイトは一体何時まで「雪国の早春」を特集するのでしょうか?
そういえば、先週には日帰りで秋田県矢立温泉経由の碇ヶ関でも、ステキな猫柳を撮影してきましたので、こちらもがんばって連休前にアップしたいところです。(昨年の碇ケ関の模様は、漢方コラムの「碇ヶ関の猫柳」にあります)
日時:2005年4月24日 場所:米沢市121号線─通称「大峠」
山形県米沢市と福島県会津地方喜多方市を結ぶ121号線「大峠」から、雄大な飯豊山、飯豊連邦を眺めます。
南陽市の有料道路の時点から、ハッキリと視界に入っていました。
いざ米沢に入り、だんだんと県境越えで飯豊連邦が間近に迫ってきていましたので、ただ大峠トンネルを通過するだけでは勿体ないです。
車を停めて撮影します。
ここ山形県側からの撮影ですが、この飯豊山の下の「大峠」などのトンネル群を越えて行くと、喜多方入りです。
「大峠のトンネルを越えるとそこは喜多方だった」なのですね。
喜多方に到着して後ろを振り向いても、飯豊山が鎮座しているのを眺められます。
母なる山─飯豊山を山形側から見た印象と、峠越えで福島県喜多方側から眺める飯豊山に受ける印象は違っていて、見比べてみると面白いと思います。
ほかの山並みは曇っていたのですが、ちょうど神々が飯豊山に鎮座しているかのように、飯豊連邦だけに陽射しが射していました。
今年の2月に大雪のときに、喜多方を訪れたときに、大和川酒造で酒造りを見学させて頂いた時に、案内の方が述べた言葉が忘れられません。
大和川酒造さんを始めるとする喜多方の酒造さんたちは、飯豊連邦から湧き出る恵まれた伏流水を使っているので、味がおいしいのだそうです。
ガイドさんが酒造りを解説していきます。
「飯豊山(いいでさん)は、飯(めし)が豊かに実る山です。その飯が豊かになる山からの伏流水で日本酒が造られますし、喜多方の田んぼもおいしい稲穂が実ります。」
私はこの言葉を聞いて感動したのですよね。
うん、間違いないです。
いい言葉でした。
「飯豊山(いいでさん)」は、「飯(めし)が豊かになる山」なんですね。
喜多方の水や米、また自然の財産を使ったお酒は、すべて飯豊山から恵まれていることを感謝する気持ちに、造り酒屋の心意気を感じました。
いつの日にか、大和川酒造さんをめぐる「漢方コラム」を作成したいものです。
上の画像は、大和川酒造さんのある伏流水です。
冬は暖かくおいしく、今の時期もキリっと冷えて飲みやすいです。
大体15度くらいだと思います。
昨日の24日に撮影していますが、その間にも、近所のかたがペットボトルで水を汲みに来ていました。
あの飯豊連邦からの伏流水なんですよ。
皆様も、写真を見ていると想像が膨らんできませんか?
さて、大峠の猫柳でお別れしましょう。
米沢市121号線の大峠です。
大峠トンネルに入る手前です。
まだ残雪が残っています。
なんと自然が豊かでしょうか。
そして猫柳が遅い峠の春を喜んで輝いていました。
「土屋薬局 中国漢方通信」でもコラムを作成しています。