今日(2005年6月30日)の我が家の食卓です。
さくらんぼが彩りを添えています。
終わりの季節になりつつあります。
今日の新聞では、週末の山形新幹線は「さくらんぼ狩り」の行楽客で満員のために、1本増発するという驚異的な記事が載っていました。
私たち地元民にとれば、何故?それほどまでに「さくらんぼ狩り」に県外の人が興味を持つのか「謎?」なのですが、やはり一度は体験してみたいとか、リピーターのかたもいらっしゃるのでしょうね。
お昼でさくらんぼを漠々と食べたら、昼休みの散歩の時間になります。
若木神社も初夏の香り。
栗の花も散ってきました。
先週までには、栗の花も勢いがよく、ぷーんと甘い香りを漂わせていたのですが、季節の移り変わりは早く、栗の花の香りも弱くなっています。
(漢方コラム「栗の花」もお楽しみください)
若木山の登り道も、すっかり緑に覆われて。
ちょうど栗の花が、左に月山と右に葉山を分けています。
数日前、大雨が続きましたが、昨日からは一転して真夏の陽射しが降り注いでいます。
芭蕉の句を二句浮かんできます。
「雲の峯幾つ崩て月の山」
私は、須賀川で歌った「栗の花」の句も大好きです。
栗の花を愛するような、謙虚な等窮(とうきゅう)が好きです。
「世の人の見付ぬ花や軒の栗」
栗の花と月山も、風景が似合いますね。
「岩木山にはりんごの花がよく似合う」といい勝負?でしょうか。
そろそろ、さくらんぼの季節も終わりなんですね。
びっちりと奥羽山脈まで突き抜けるように、
ハウスが並んでいます。
ここも栗の花が可憐に咲いています。
帰り道には、どくだみの花もきれいに咲いています。
私、地味などくだみの花も好きなんです。