「女性のための漢方レッスン」の5回目です。
長期シリーズ化してきました。
今回は、小話の「楊貴妃の美容法」と「まとめ」です。
5回目で、ひとまず「レッスン1」の陳志清のお話が終わります。
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「楊貴妃の美容法」
楊貴妃(ようきひ)は、唐の時代随一の美女と言われていました。
皇帝の息子さんの嫁探しをしていましたから、中国全土から美人と思われる女性を一同に集めました。
その中に、楊貴妃もいました。
あまりにも楊貴妃がきれいでしたので、結局は、皇帝は息子ではなくて、皇帝自身の奥さんになることとなりました。
楊貴妃は、実在していたかは不明で、伝説の美女として知られています。
生まれつきの美人ではなかったが、常に皇帝に気に入られるように美しさを保つ、キープする努力をしました。
いろいろな物が美容に使われていたが、秘密とされていましたが、現代明らかにされてきました。
秘密の漢方薬の一つは・・・「阿膠(あきょう)」です。
阿膠は「ロバの膠(にかわ)」で天然のゼラチンですが、普通にとるのは大変。
つまりコラーゲン成分が豊富なのですが、実は婦宝当帰膠に配合されているんですよ。
婦宝当帰膠が美容やお肌に良いことも分かりますね。
日本の漢方薬で先ほど紹介した「当帰(とうき)」が配合されている漢方薬は、他にもいろいろとありますが、婦人の「聖薬」である「当帰」と「阿膠」の両方が入っているのは、婦宝当帰膠だけです。
(「女性のための漢方レッスン(3)…当帰の昔話」も参考にしてください)
婦宝当帰膠タワーです。
私もエプロンを締めて、婦宝当帰膠試飲コーナーでお手伝いしましたが、最初は閑散としていたブースも、講演が進むにつれて「人気急上昇」となり、最後は婦宝当帰膠を割る「お湯」が無くなり終了となりました。
楊貴妃の美容法としてもう一つ紹介しますと顔マッサージをしていました。
方法は簡単で、毎日朝晩30分、顔を叩きます。
バシバシでなくて、やさしく軽く叩きます(笑)
血液循環が良くなり、美容にいいです。
さあ、皆様もやってみましょう!
(会場のお客さんたちが一斉に顔をパチパチ叩き出す)
(主催者の許可を得て撮影しています)
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「結論」
1)健康でなければ、美にならない
2)体の内面からきれいにしよう
3)中医学でバイオリズムを整える
4)「養血、活血、補腎」は大事な3原則
当日、六本木ヒルズで開催されていた「日中友好展」です。
六本木ヒルズのようなIT産業が集結したビルで、鄧小平や周恩来、毛沢東などの古い白黒写真などで中国との国交の歴史などを振り返ると、不思議な不思議な気分になります。
「時空のメビウスの輪」でしょうか?