土屋薬局ブログ|子宝漢方、痛みしびれ、気になる不調

土屋薬局ブログ。薬剤師・不妊カウンセラーの土屋幸太郎がお届けします。私自身、不妊体験を経て、漢方療法の力で子供に恵まれました。その経験を活かし、皆さんに健康で幸せな家庭を築くお手伝いをしたいと思っています。薬局には女性薬剤師も在籍し、気軽にご相談いただけます。健康に関するお悩み、不妊治療、妊活相談、痛みやしびれに関する漢方相談など、お気軽にご連絡ください。お問い合わせやご予約は☎️ 0237470033までお願いします。一緒に幸せな未来を築きましょう。

中医不妊症専門講座…習慣流産予防漢方。男性不妊で顕微授精10数回

一昨日の夜、火曜日にテレビ電話で全国の漢方薬局を結んでの「中医不妊症専門講座」が行われました。

テレビ上では、長崎の先生がお店を改築して、漢方薬局を新装オープンされたこと。

また一緒に学んでいる先生が、先月に40代でお子様を出産されたこと。

など、パチパチパチと拍手をすることが多かったです。

40代でご出産された漢方薬局の先生。

やはり先生ご自身、参茸補血丸や双料参茸丸などの、動物生薬が配合された「最高級の補腎薬」「補腎精の漢方薬」を服用していたそうです。

その出産された先生のお店では、40代のかたのご懐妊がけっこう多いそうです。

さすがでございます。

補腎漢方薬は「若返り」で「卵胞」に効果的です。

冒頭では、先月に「中医不妊症漢方専門講座」で広州での研修の中身なども紹介されました。

習慣性流産を中医漢方学的なアプローチでの勉強だったようです。

(私は、「武漢へ」行っていましたので、「広州」はお休みです)

○習慣性流産

腎虚(じんきょ)と脾虚(ひきょ)が流産の原因の80%を占める。

漢方では、双料参茸丸(そうりょうさんじょうがん)、衛益顆粒(えいえきかりゅう)、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)など、さまざま応用できる。

妊娠したら、安定期(12週くらい)まで「安胎(あんたい)」することが大切。

双料参茸丸は、素晴らしい処方だそうです。

次に、今回の勉強会のテーマに入ります。

体外受精。顕微授精10数回しても失敗に終わっている不妊症に悩むお客様の話でした。

奥様も、「月経周期を整える子宝の漢方療法」でがんばって治療しているが、なかなか妊娠という結果がでないので、不妊の対処法を先生方で検討していきました。

結論は、「ご主人様も一緒に漢方治療をしたほうが良いでしょう」です。

通常であれば、顕微授精(ICSI)は成功率が高いので、10数回も駄目なのは、精子の質も良くしたほうが良いです。

いわば「男性不妊漢方」の範疇になります。

○奇形精子について

1:原因

薬物(抗生剤など)、精索静脈瘤、ストレス、アレルギー、内分泌失調、アルコール、タバコ、有害物質(放射線など)

2:奇形精子の漢方的治療

補腎薬(ほじんやく)を主とする。

3ヶ月を1クール。

精子は、3ヶ月くらいがサイクルなので、3ヶ月は漢方を続けたほうが良い。

体質別に治療法を分けます。

☆腎陽不足(じんようぶそく)→補腎薬(参馬補腎丸、海馬補腎丸など)+食用アリ製剤(イーパオなど)

この体質の人は冷え性や疲れやすい、いわゆる虚弱体質が多い。

陰虚火旺(いんきょかおう)→瀉火補腎丸(しゃかほじんがん)+イーパオ

のぼせて、ほてりやすい体質が多いです。

口渇などもあります。

また、タバコやアルコールは、体の「腎陰(じんいん)」を消耗するので、辛いものなども含めまして養生が大切です。

睡眠不足も、腎陰(じんいん)と腎陽(じんよう)ともに、減らしていきまして、そうなると、「腎の精力」が減ってしまいます。

いわゆる「精力減退」につながりますので、仕事のし過ぎ。

つまり帰宅時間が遅くて、その上、帰宅後にお酒を飲んで、夜の就寝も遅くなる生活習慣は改善したほうがいいと思います。

淤血(おけつ)の場合

精索静脈瘤など。

補腎活血(ほじんかっけつ)など。

補腎薬プラス水快宝(すいかいほう)などの「水蛭製剤」など使いやすい。

「ヒル(水蛭)」は、虫類などで「経絡を通す」ことに優れていますので、男性不妊の「経絡を通す」ことにも有効です。

☆タバコ、アルコールをやめる。

熱い風呂に入らない。

(サウナも止めたほうがいいでしょう)

☆性欲が落ちているときには、瀉火補腎丸よりも、ほかの処方を検討したほうがいいでしょう。

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こちらのコラムも参考になりましたら、幸いです。

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