ブログ版土屋薬局 中国漢方通信

土屋薬局ブログ。薬剤師・不妊カウンセラーの土屋幸太郎がお届けします。私自身、不妊体験を経て、漢方療法の力で子供に恵まれました。その経験を活かし、皆さんに健康で幸せな家庭を築くお手伝いをしたいと思っています。薬局には女性薬剤師も在籍し、気軽にご相談いただけます。健康に関するお悩み、不妊治療、妊活相談、痛みやしびれに関する漢方相談など、お気軽にご連絡ください。お問い合わせやご予約は☎️ 0237470033までお願いします。一緒に幸せな未来を築きましょう。

僕たちの頭の上には、雨が降りしきります。

前回の「北陸はいいところですね」に引き続き、

土屋薬局 中国漢方通信 メールマガジン第65号「編集後記」より、

写真を載せて再掲載します。

今回は、栗駒山方面から岩手に観光に訪れた話です。

息抜きにご覧になって頂ければ幸いです。

メールマガジン65号 編集後記から~

「僕たちの頭の上には、雨が降りしきります。」

先日、宮城県北部の山の中にある「ランプの宿」に行ってきました。

八戸の友人たちを中心に、秋田県の友人や東京の友人たちも

参加しました。

花山村の湯浜温泉「三浦旅館」です。

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<平成19年5月12日 駐車場に車を置いて、徒歩10~15分です>

午後8時半までは自家発電で、それ以降は「ランプの光」が

館内を照らします。

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懇親会も「ランプの灯り」ですし、風呂場もランプが照らします。

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駐車場に車を置いてから、徒歩10分くらい

まだ残雪の残る道を川を渡って歩いていきました。

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温泉も最高で、内湯と露天の2つがあり、

それぞれ泉質が違いましたし、お湯も一級品でした。

翌日は、栗駒山の「山開き」で、

須川高原温泉栗駒山荘と2つに別れ、

それぞれ温泉を満喫しました。

露天からの景色が有名なところですが、

こちらでも残雪が残る雄大な景色に、

東北の自然の素晴らしさを感じ、

「ああ、東北に生まれて良かった」とも思いましたし、

こんなに素晴らしい友人たちと一緒に湯めぐりできて

「し・あ・わ・せ」と思いました。(笑)

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栗駒山荘の露天からの眺め。雪景色が雄大です>

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栗駒山の山開きでもらったお餅です。おいしかったです>

栗駒山を下りた後は、奥州市や金ケ崎町など、

岩手のきれいな新緑のシャワーを走りぬけ、

最後は「夏油(げとう)」に行きました。

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今まで「夏油(げとう)」は「未湯(みとう)」でしたが、

くねくねとした道を走りますと、やがてブナの原生林に囲まれた

夏油温泉郷が現れます。

最初に入った温泉旅館の内湯だけで、

私は違う温泉旅館に行っていました。

集合時間まで、まだ時間がありましたので

車に戻っていたところ、先ほどまで一緒にいた

Iさんが「つちやさ~ん、ごめん、ごめん。まだ露天があった」

「ごめんね、ごめんね~~」

と息を切らせながら、原生林に降る雨の中を走ってきました。

案内された通りに、旅館に再度入れてもらい、

川の下のほうに下りていきますと、なんと川の水位と

同じ高さに露天風呂があり、しかも「足元自噴」の

日本でも貴重な温泉でした。

私は、ビックリして、小雨の降る中を

口をポカンと開けたまま、露天に入り、

夏油のまだ桜が咲いている渓流を見つめていたのでした。

僕たちの頭の上には、雨が降りしきります。

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