ブログ版土屋薬局 中国漢方通信

土屋薬局ブログ。薬剤師・不妊カウンセラーの土屋幸太郎がお届けします。私自身、不妊体験を経て、漢方療法の力で子供に恵まれました。その経験を活かし、皆さんに健康で幸せな家庭を築くお手伝いをしたいと思っています。薬局には女性薬剤師も在籍し、気軽にご相談いただけます。健康に関するお悩み、不妊治療、妊活相談、痛みやしびれに関する漢方相談など、お気軽にご連絡ください。お問い合わせやご予約は☎️ 0237470033までお願いします。一緒に幸せな未来を築きましょう。

乳腺炎や肩こり、頭痛が良くなった話

こんにちは、薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

昨日は午前中、セミナーに出席していまして、

今日も今から東京に向かいますので、慌しく過ごしています。

さて、今、1本の嬉しいお電話が入りました。

結婚して2年目のときから「子宝相談」で、当店の漢方を利用して、

昨年の平成19年12月に男の子を出産されたお客様からでした。

産後の漢方相談もしていまして、おっぱいの悩みには、

タンポポの根っこの「蒲公英根」などもお勧めしていました。

これはこれで、よく効いていたのですが先月の6月19日に、

新たな相談があったのです。

乳腺炎です。

「肩こりや頭痛がひどく、乳腺炎を繰り返している」

中医学の考え方は、「おっぱい」の病気は、「肝臓」の経絡を通りますので、

「肝系」に効く処方を選びます。

次に、しこりや固まりは、「淤血(おけつ)」と考えますので、

数ある活血化淤(かっけつかお)薬の中で、乳腺炎によく効く処方を選びました。

実は、以前にも、これも当店の漢方で妊娠、出産されて、

いまは2人のお子様の健康相談も含めて、当店をずっと贔屓(ひいき)に

してくださるお客様が、産後に乳腺炎になったときも今回と同じ処方をお勧めして、

きれいに治った経験がありましたので、ある程度自信をもっていたのでした。

さて、平成20年6月19日の相談から、今日の7月11日のお電話は、

「きれいに乳腺炎が治った。いろいろな病院に行っても治らなかったので、ビックリした。しこりがバッチリ取れました。頭痛も無くなったし、肩こりもガチガチにならなくなりました。主人も続けてみたら、と言っています」ということで、再度同じ処方のご希望でした。

ここまで再現性があると気持ちが良いばかりです。

良かった、良かったです。

乳腺炎の漢方にも大いに自信をもった一日になりそうです。

(「おっぱい」「肩」「片頭痛」などは、体の両側のラインを通りますので、「肝臓の経絡」をターゲットにすれば、良くなる確立高いです。ちなみに、卵巣腫瘍も「肝臓の経絡」から処方を組むと、症状が改善する可能性が高いです。「卵巣」も「肝臓の経絡」に位置するからです。実際に、卵巣嚢腫が小さくなるケースを数多く体験しています。)

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<2008年7月8日 我が家の紫陽花>