こんにちは、本日2回目の更新です。
「生理の1週間前から続く下痢」が、不妊症の子宝漢方を服用した結果、1日だけに減ったという嬉しい報告がありました。
生理前の下痢は、ホルモンバランスの変化など関係していますが、漢方薬で効き目があることは最高だと思いました。
ちなみにその漢方薬は、気血水(きけつすい)のバランスを調整して、むくみや胃腸が弱い状態にも適したものですから、「してやったり!」の感想を持ちました。
普段は「不妊症の子宝相談」での体外受精や人工授精などの漢方の併用のご相談が多いのですが、このように「生理のリズムを整える」漢方相談も大切なんだ、と改めて認識を深めました。
子宮腺筋症の生理中の下痢、生理痛の漢方対策
<2012年4月7日 追記です>
不妊で子宮腺筋症、高度の内膜症癒着があるかたで、子宮筋層内の子宮筋腫もあります。
3つの漢方薬 、上記の漢方薬、弓帰調血飲第一加減とシベリア霊芝、爽月宝とお続けになって頂いていますが、最近の体調としては
「生理痛の痛みというより生理の時よく下痢になりやすくて、下痢の時のような腹痛はありました。すぐ治るんですが、今までも出血量が多い時に下痢になりやすいです。下腹部が痛いんじゃなくて腸あたりが痛い気がします
癒着してるせいですかね。薬が欲しくなるほどの事ではないので毎回何もしてないです。」
とのことでした。
そこで、私が昨年に婦人科の中医学の漢方研修を受けたときのノートをもとに勉強しました。…
「子宮腺筋症の方に多いのですが、生理がすっきりと出ない、年齢が若いとドン!と生理が出てくるのですが、ダラダラとして後半にやっと生理がでたり、また出血量が多かったり、生理のときに下痢するようなときには気を上げていく漢方薬を併用していくといいです。
子宮内膜が剥がれやすくなって、子宮の収縮を良くします。
子宮がねじれると痛みが起きるので、よく中国のほうでは出産のときの痛みにも気を上げていくような処方を使っています。
生理中の下痢は、または普段は下痢だけど生理中にゆるむ場合には気を上げていくような処方を使います。
出血は気の不足を招いて、下痢しやすいからです。」
以上、参考になりましたら、幸いです。
…
不妊症・婦人科疾患には経験豊富な漢方薬剤師、国際中医師、不妊カウンセラーが漢方支援。
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「子宮内膜症、子宮腺筋症でしたが漢方のおかげで妊娠出産」 こちらのコラムも参考になりましたら、幸いです。