土屋薬局ブログ|子宝漢方、痛みしびれ、気になる不調

土屋薬局ブログ。薬剤師・不妊カウンセラーの土屋幸太郎がお届けします。私自身、不妊体験を経て、漢方療法の力で子供に恵まれました。その経験を活かし、皆さんに健康で幸せな家庭を築くお手伝いをしたいと思っています。薬局には女性薬剤師も在籍し、気軽にご相談いただけます。健康に関するお悩み、不妊治療、妊活相談、痛みやしびれに関する漢方相談など、お気軽にご連絡ください。お問い合わせやご予約は☎️ 0237470033までお願いします。一緒に幸せな未来を築きましょう。

歯痕(しこん)について

こんにちわ、土屋です。

全国各地暑さが厳しいことと思います。

ここ山形も暑さ全開です。

さて、今日の午後に男性のお客様が来店されました。

開口一番「舌の歯型が気になる」と自ら舌ベロをベーっと出されました。

確かに、舌ベロには歯痕(しこん)という歯型の跡がついています。

舌ベロの両脇が波打っている形は、歯痕(しこん)と呼び、

中国漢方では胃腸が弱い体質であると認識しています。

おもな原因は、夏で暑くて冷たいものを取り過ぎたり、

もともと胃腸が弱い体質であることが考えられます。

通常、薬局の店頭で相談していて、舌ベロに歯型がついている場合や

または舌ベロに苔が多い時には、たとえば婦人科の子宝相談であっても

かならずそのこと考慮に入れていきます。

アトピー性皮膚炎や喘息、花粉症、鼻炎、風邪をひきやすいなど、

アレルギーの原因にも、歯痕の舌ベロであることが多くて、

胃腸を丈夫にすることを「体質改善の手」としていきます。

この男性のお客様は、だいぶ漢方が好きらしく、

ご自身で本を読んだりして勉強されているようでした。

他にも、「どういう食事が良いですか?」などとも聞かれまして、

アドバイスを差し上げました。

胃腸を丈夫にする漢方薬は、少なくとも半年から1年の継続服用をお勧めです。

「千里の道も一歩から」で、じっくりと胃腸を整えていけば、

やがて歯痕(歯型)も減っていきますし、丈夫な体質になっていきます。

疲れにくくなったり、朝にスッキリと目が覚めたり、アレルギーなども軽減しやすいです。

今日は「歯痕(しこん)について」で、胃腸強化の漢方の話でした。

皆様も暑さが厳しいですから、胃腸を守りながら、体調良くお過ごししてください。

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<2008年8月3日 新庄駅 「思いで号」>