土屋薬局ブログ|子宝漢方、痛みしびれ、気になる不調

土屋薬局ブログ。薬剤師・不妊カウンセラーの土屋幸太郎がお届けします。私自身、不妊体験を経て、漢方療法の力で子供に恵まれました。その経験を活かし、皆さんに健康で幸せな家庭を築くお手伝いをしたいと思っています。薬局には女性薬剤師も在籍し、気軽にご相談いただけます。健康に関するお悩み、不妊治療、妊活相談、痛みやしびれに関する漢方相談など、お気軽にご連絡ください。お問い合わせやご予約は☎️ 0237470033までお願いします。一緒に幸せな未来を築きましょう。

おもひでぽろぽろ(中編)…紅花の山形路

紅花の写真を撮ったので、かなり満足しましたので帰ろうとしましたら、

おばあちゃんが「ちょっと待って。紅花あげるから」と言って

紅花を私のために摘んでくれました。

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<2009年7月7日 今朝の作業で採れた紅花>

紅花の色は、鮮やかですね~。

昔の人が紅花染めを愛したことなど、これを見れば納得です。

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紅花は、新聞紙で包んでくれました。

私のために、家で鑑賞できるようにと、

蕾の部分を多いところを摘んでくれました。

新聞紙は、ご自身が使う絆創膏で留めてくれたのには、

けっこう感激しました。

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これが、おばあちゃんの手です。

紅花は、棘(とげ)がありますから、

指に刺さって痛くなるのだそうです。

これでもだいぶ作業したから、指の皮が厚くなったんだとおっしゃっていました。

朝の4時起きでの作業です。

日が高くなると、朝露が無くなるので、

痛くてとても紅花摘みは出来なくなるそうです。

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朝露がご覧になれますか?

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おばあちゃんの働く手。

とても尊いと思います。

映画「おもいでぽろぽろ」では、東京出身のOLが田舎に憧れていた少女時代の自分がいて、夏休みに山形の親戚の家に遊びに行く間に、「もう一人の自分」と向き合う、そんな映画でした。

「自分探しの旅」とは、人生もまた「旅」のようなものですから、あの映画に共鳴している人も、きっと主人公と一緒に自分を見つめて、そして本当の自分の居場所なども考えるのだと思います。

明日は、久々に紅花の「漢方コラム」を書いてみたいと思います。