こんにちは。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
先ほど、数年ぶりに来店されたお客様がいらっしゃいまして、そろそろ2人目をご希望のとのことでした。
一番最初のときの漢方相談は、平成15年のときでお子様は現在6歳になったそうです。
感慨深いものがあります。
当時は結婚されたばかりで卵管の通りが少し悪かったこと、クラミジア感染があったそうでクラビッドを服用してその後の経過は良好とのことでした。
漢方薬のほうは、婦宝当帰膠、炒麦芽、弓帰調血飲第一加減を奥様に、海馬補腎丸をご主人様にお勧めしていました。
生理の周期は以前と変わりなく31日とのことでしたので、前回の良い結果を踏まえて漢方をお勧めさせて頂きました。
今後とも良い結果につながればなあと期待しています。
10年ぐらい経過してからまた漢方相談に来て頂けることは嬉しいことですし、お互いに震災を乗り越えてきて無事なので良かったなあと思います。
漢方的には、「女子は血をもって本となす」と言われていますので、養血調経(ようけつちょうけい)を軸に活血化淤(かっけつかお)を加えてくことを目標にします。
女性は生涯の間に「生理、妊娠、出産、授乳」と血(けつ)を消耗しますので、補血して活血して血(けつ)を整てくことが良い排卵、良い子宮内膜につながっていきます。
<2011年11月23日 村山市 葉山展望>