土屋薬局ブログ|子宝漢方、痛みしびれ、気になる不調

土屋薬局ブログ。薬剤師・不妊カウンセラーの土屋幸太郎がお届けします。私自身、不妊体験を経て、漢方療法の力で子供に恵まれました。その経験を活かし、皆さんに健康で幸せな家庭を築くお手伝いをしたいと思っています。薬局には女性薬剤師も在籍し、気軽にご相談いただけます。健康に関するお悩み、不妊治療、妊活相談、痛みやしびれに関する漢方相談など、お気軽にご連絡ください。お問い合わせやご予約は☎️ 0237470033までお願いします。一緒に幸せな未来を築きましょう。

中医不妊症お茶の間講座のスクーリング2012に参加してきました。(2)

本日2回目の更新です。

先週の土日に東京で研修した内容を記録(ログ)していきます。

今日も真夏日、暑い暑い山形です。

月曜日に福岡から山形に来て20年ぶりにあった友人も「九州の夏と変わらないじゃん」と言っていました。

さて

2012年8月25,26日(土日)に東京で漢方を教わったこと。

中医不妊症お茶の間講座のスクーリング2012に参加してきました。」の続きです。

私はB班の漢方討論会に参加しました。

○<テューターの張先生に始まる前に土屋が個人的にお聞きしたこと

子宮腺筋症のときにはチャ○は生理の1週間前から生理が終わるまで3錠×3回で服用すると効果的。

低温期は夏至冬至に採れる生薬。

邪魔なものをとりさる。

<グループディスカッションのまとめ>

N先生の漢方症例発表について

○FSHが高い

心火上炎→重鎮安神

  ↓

腎陰不足になる

  ↓

腎精不足、FSH↑、E2↓

心火を降ろし、腎陰を補い、腎精を満たす

琥珀製剤+杞菊地黄丸または夏至冬至に採れる生薬

補腎陰と使うのがベスト

※5錠×2回 朝晩 あるいは寝る前に5粒でもOK

◎腎陰を増やすには心火を抑える

夜は陰→陰を増やす

◎安胎は4ヶ月、12週までは必ず→安定するまでは安胎するほうが良い。

杞菊地黄丸のロウ丸の蜂蜜は、棗の蜂蜜からできている。

それぞれのグループの漢方討論会のまとめ

A班:あせらないでじっくり補腎してチャンスを待つ

B班:枸杞の実と菊の花が配合された補腎薬→卵の育ちを良くする

PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)…化痰が大事、たとえばチャ○と脾陰を補う漢方薬

邪魔なものをとり、良いものを育てる…冬至夏至にとれるスピリチュアルな漢方薬

「枸杞の実と菊の花が配合された補腎薬」+「冬至夏至にとれるスピリチュアルな漢方薬」→全周期に使っても良い

生理3日目から

参考までに…生理8日目から参茸補血丸、生理21日目 参馬補腎

C班:低温期は杞菊地黄丸+二至丹、高温期は参茸補血

生理期は破血化淤(水)、排卵期は破血化淤(爽)。

PCOSの三点セット 養血調経+桂枝○○○+チャ○

D班:子宮内膜症、子宮腺筋症…淤熱があると考える、内出血

補腎と去邪のバランスが大事

補腎とは

1)精子卵子の育ちを良くすること、腎精を補うこと

2)ホルモンバランスを良くする、陰陽のバランスを整えること

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<2012年8月28日 我が家の朝顔、天まで上がれ!>