Yさまから掲載許可を頂きましたのでコラムを作成させて頂きます。
「土屋薬局 土屋幸太郎さま
こんにちは。
大変ご無沙汰してしまいました。
8月31日、帝王切開(4年ぶり2回目)で女の子を出産しました。
先週の土曜日に退院し、4年ぶりの赤ちゃん育児に奮闘しております。
ご連絡が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。
覚悟はしていたものの、寝不足というものはやっぱり辛いですね・・・。
それでも、もう赤ちゃんを産むことはないと思っていただけに年明け、妊娠発覚からの8ヶ月があっという間で、未だに不思議な感覚が抜け切れません。
4歳の娘は、赤ちゃんをお世話したくて仕方ないらしく、あまりの危なっかしさについつい口調が厳しくなっては
後悔してしまう自分です・・・。
それでも「赤ちゃん生まれてよかった」と言ってくれるので、よかったなあと胸が熱くなります。
まだまだ残暑が続きますが、体調に気を付けて、涼しくなる日を心待ちにしたいものですね。
それでは。」
Yさまが初めてご相談されたのは平成23年12月12日のことでした。
Yさま 39歳のときでした。
ご相談内容は、排卵日が約11日目と短いです。
生理周期は25日で可能であれば妊娠をしたいです。
1人目は体外受精で36歳のときに授かりました。
夫婦で不妊の検査を受けましたが異常はありませんでした。
寒がり、冷え性。肩こり。
生理痛はありません。
毎回ではないが、2~3日目に血塊が出る時もあります。
正直、一人目の子供を体外受精で授かりましたので、何がなんでももう一人欲しいとまでは思っていないです。
目の前にいる子供に精一杯の愛情を注ぐものでも十分に幸せを感じています。
しかし、40歳を目の前にして次の妊娠に対してできれば後悔のないように行動したほうがいいいかなという迷いも抱えています。
一応、40歳までに妊娠しなければ、一人っ子決定で悔いなしと思っているのです。
…
私(土屋幸太郎)が考えたこと
「Yさまは生理周期が8月は20日周期。
9月で23日周期。
10月は25日周期、そして相談前の11月も25日周期でした。
周期が短めでしたので、周期を伸ばす、卵の質を上げて排卵日は14日、高温期は14日となるようにそれぞれ、低温期の卵胞期に良い漢方、高温期をキープする漢方。
それに睡眠の質を良くしてストレスや不安感を軽減する漢方を併用していくことをお勧めさせて頂きました。」
その後、翌年の1月にYさまからメールがありました。
「そして、風邪薬を飲もうと思ったとき、生理がきていないことが気になり「念のため」妊娠検査薬を使ったところ、まさかの陽 性でした!
今周期も、排卵が早めで(推測するに11~12日目)、あまり質のいい卵でもなさそうな気がして、完全に諦めていただけに、未だ信じられない状況です。
そして、まだ妊娠4週なので、産婦人科で診てもらうにも早すぎるかと思い、一週間ほど様子を見ようと考えているので、今は本当に何とも言えない感じで す。」
とまさかの嬉しいご報告でした。
自然妊娠です。
その後、4月に頂いたメールです。
「こちら、お陰様で妊娠5ヶ月に入り、つわりも落ち着いてきました。
娘が幼稚園に入り、ちゃんと食事を作ってやらないと病気をもらってきてしまう・・・と、なかば必要に迫られ?炊事を再開したような感じです。
唾は、何となく出ているような感覚があるときもありますが、タブレットのようなものでごまかせ るレベルに落ち着いてきてホッとしています。
4年ぶりの妊娠は、上の子がいるせいか、または年齢のせいか、前回に比べ風邪をひく頻度が高くなってしまい、現在もゴホゴホしております。
(毎日マスクしているのですが・・・)
が、娘は赤ちゃんの誕生を心待ちにしてくれているので、私も頑張って元気な子を産んでやらねばと思う日々です。」
7月には、こちらのメールも頂きました。
「いよいよ来週から9ヶ月に入ります。
毎日、汗だくで過ごしています。
何をするにもお腹が重たくて「よいしょ」「どっこいせー」の掛け声が出ない日はありません。
長女が帝王切開の出産だったため、今回もその予定で、8月31日に手術の仮予約を入れました。
思い起こせば年明けの、まさかの妊娠が判明してからすぐに出血、そして春まで続いたつわりの日々は遠い過去のようにさえ思えてしまいます。
あっという間ですね・・・。」
そして今年の平成24年8月31日に無事に女の子をご出産とのことで、私たちスタッフ一同も嬉しく思っているところです。
Yさま、どうもおめでとうございます。
末永いご家族のお幸せを祈念申し上げます。
…
このたびは、月経周期が短いことでしたので補陰をメインに周期を伸ばすような処方にしたことも、嬉しい結果につながった要因だと思います。
今後ともお客様に役立つ漢方相談を心掛けていきたいです。
月経周期、生理周期が短くてお困りのかたはぜひ土屋薬局にご相談お寄せください。
薬剤師、国際中医専門員A級、不妊カウンセラー 土屋幸太郎
<2012年12月13日 東根市神町 柿のある風景>
…
○平成25年2月5日追記です。
コラムをお読み頂いた感想を年明けに頂きました。
「さて、コラム拝見いたしました。
ちょうど一年前は、つわりで苦しい日々だったなあと懐かしく感じながら・・・。
未だに、もう一度赤ちゃんに会えたことが不思議でならず「あなたはどこからきたの?」と話しかけてしまいます。
そして彼女は5か月に入り、ただただかわいい時期を満喫しております。
夜もまとまって眠ってくれるので、ありがたいです。
4歳のお姉ちゃんも、妹がかわいくてかわいくて仕方ない様子で赤ちゃん返りもすることなく、ほっとしています。」
どうもおめでとうございました。
ご家族末永い幸せを心より願っています。(^^)
…
なんと2017年10月21日に追記です。
土屋薬局の漢方体験ドットコムで「第一子は体外受精。第二子不妊は漢方で体作りしていたら自然妊娠!」としてコラムを書き直しました。(^^)
おめでとうございました!(^^)