おはようございます。
ラジオ深夜便より今日の一句です。
1月11日 「みちのくの星入り氷柱われに呉れよ」
鷹羽狩行…星空に輝く透明な氷柱を、美しいふるさとの風土の象徴とみた。
氷柱(晩冬) コチョウラン(ラン科) 幸福が飛んでくる
今朝も寒い朝を迎えています。
氷の世界の山形です。
さて、今日は嬉しいお話です。
Kさまより掲載許可を頂きましたのでコラムを作成させて頂きます。
Kさま 27歳のときのご相談でした。
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○平成22年12月7日
結婚1年半。
タイミングがとれずにストレスになっています。
カンジダ膣炎5年になります。
いままで漢方も服用したことがありますが、ピンときませんでした。
不正出血もありますから婦人科でお薬を処方されていて、カンジダのほうは治療していても生理前になると再発を
繰り返してしまいます。
初潮は14歳、28~29日の生理周期。
月経期間は4~5日間。
生理前の胸の張りは1週間前から、生理痛はひどくありません。
最近は生理前になると通じがゆるくなり、そしてカンジダが痒くなるようです。
当店からは、胃腸を丈夫にしつつ、痒みの原因である湿熱(しつねつ)を減らすような漢方をお勧めさせて頂きました。
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翌年の平成23年1月13日
舌の苔が減りました。
~
その後、中医学講師の先生にもご相談させて頂きまして、免疫を高めたり、炎症を抑えるような漢方にして6月13日には「この1か月間は痒みがなくて調子がいい」とのことでした。
産婦人科で1か月おきにクロミッドを服用して、HCGを打っています。
その後はデュファストンを服用。
生理前はイライラしやすいです。
ヒューナーテストと坑精子坑体の検査をする予定です。
→ヒューナーテストは大丈夫だった、今度は生理がきたら人工授精をしていきます。
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○8月3日
ストレスを減らすような、睡眠もよくするような漢方をお勧め。
その後、漢方でカンジダ対策をしつつ病院では、タイミング+HCG+ルトラールでめでたくご懐妊。
9月13日には高温期が3週間続いているとのことでした。
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○9月16日 妊娠しています!
今日、病院で確認できました。
そして今年の平成24年5月にめでたく男の子をご出産です。
お客様からは、次のようなお葉書を頂きました。
「こんにちは。
お久しぶりです。
このたび元気な男の子を無事出産することができました。
初産のわりに安産だったので、それもまたよかったです。
妊娠中のカンジダの再発も2~3度ですんで、毎月かゆくなることもありませんでした。
また、出産後、毎月かゆくなってしまうのでは・
という心配もありますが。。。
その時にはまた漢方のほうをお願いします。
赤ちゃんはとてもかわいいですね。
今、母乳2~3時間おときは大変ですが、顔を見ると寝不足やストレスがふっとんでしまいます。
いやしです。
それでは、先生もお体に気をつけて頑張ってください。
また何かありましたらよろしくお願い致します。」
…
Kさまには、その時々で瀉火利湿顆粒や健脾散、五涼華、紅沙棘、衛益顆粒、天王補心丹、加味逍遥散などその時々で漢方を変更したりしていきました。
カンジダ膣炎のお客さまの場合には、肝心なときにタイミングがとれずに焦ってきたり、ストレスになる場合があります。
下半身の症状はジメジメしやすくそして治りづらく長期化しやすいです。
痒みを起こす原因を湿熱(しつねつ)と呼んでいます。
「湿気」と「熱」が合体するので、ジメジメして赤くなったり痒みがでたりします。
からだを必要以上に温めずに、炎症を鎮めるような漢方方針でいけば胃腸も丈夫になりますし、陰部の痒みや不快感なども良くなっていきます。
生理も順調になり授かりやすくなってきますから、慢性のカンジダ膣炎でお困り、お悩みのかたは土屋薬局まで漢方相談をお寄せくださいませ。
Kさま、どうもおめでとうございました。
Kさま一家にお贈りするお写真です。
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<2012年12月28日 快晴の朝です>
朝、起床しておもてに出たらとても山並みが綺麗に眺められました。
朝日連峰まですみずみまで見えることに感激しましたので、カメラを片手に大日さまに登りました。
日本で一番小さい山クラスの丘陵で神社が奉ってあり、意外に眺めが素晴らしいのです。
遠くの朝日連峰まですみずみです。
あのあたりが、「おしん」の世界かもしれません。
ああ、朝日連峰!
そして目の前にはドーンと月山が。
冬の寒さにも耐え、そして月山のように雄大で元気に育っていって頂きたいです。
Kさま、このたびはまことにおめでとうございました。
ご家族の末永い幸せを祈念申し上げます。
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追伸です。
「漢方でカンジダ膣炎が良くなりました」のお客様です。どうもおめでとうございました!