こんにちわ!
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
土屋薬局では、不正出血の漢方薬のご相談も多いので、今回は「不正出血の漢方薬」の話をさせて頂きます。
不正出血の漢方相談をご希望されたのは、30歳の女性の方で、OLをされています。
1年前からほぼ毎月に排卵期に不正出血するようになりました。
不正出血は、毎月3~4日で終わりますが、数ヶ月前は10日間くらい続いてしまいました。
また生理の前には、1週間くらい前から胃腸の調子が悪くなりやすいです。
2日くらいまでは、軟便気味になりやすいそうです。
中国漢方では、長期間に渡る不正出血は「崩漏(ほうろう)」とされていますが、当店からは2種類の漢方をお勧めしました。
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<排卵期の不正出血の漢方体験後>
漢方を始めて2ヶ月を過ぎたあたりから体調が整い、結果的に排卵期の不正出血が改善されました。
たまに不正出血があるときもありますが、現在までにはだいぶ良くなっているそうです。
<土屋薬局、土屋幸太郎から一言>
ここで、排卵期の不正出血の説明をします。
排卵期には、卵巣から放出されるホルモン(エストロゲン)が一時的に減少し、それに伴って子宮内膜から少量の出血が起こる場合があります。
ストレスなどが加わることで、ホルモンの減少する量が多くなれば、出血量もさらに増えてくるようになるといわれます。
また、排卵という現象自体が、卵が卵巣の表面を破って出てくるものであるため、この時に起こる出血が卵管、子宮を伝わって流れ出てくるとも言われており、以上のような理由から排卵期において、少量の出血が見られることは、不思議なことではないと思います。
検査の結果、ホルモンバランスの崩れということであれば、心配は要らないことが多いのですが、排卵期の不正出血が毎回続くような場合には、やはり不妊の原因になりやすいと思いますので、解消できたほうが安心ではないかと考えています。
漢方の場合には、生理後の中間期の出血ですから「崩漏(ほうろう)」として「肝」の「血(けつ)」を補っていったり、「脾」の「気」が弱くなっている、つまり「脾気(ひき)」が手と手を結んでいるのが弱くなって「血」が漏れてしまうことなどの解決を図ります。
生理のリズムも順調になり結果的に不正出血も解消しやすくなるといわれ、何より体が暖かく元気になります。
不正出血でお困りの方も漢方薬での体質改善は一つの選択肢としてお勧めします。
不正出血、女性のトラブル、排卵期の不正出血などでお困りのかたは土屋薬局まで遠慮なく漢方相談をお寄せくださいませ。
不正出血・不眠・不育症(不妊、流産)の漢方、漢方薬
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<2013年1月16日 若木山公園>