おはようございます。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
今日は3月6日土曜日です。
昨日の5日金曜日には無事に土屋薬局メールマガジンも発行しましてホッとしました。
今後とも皆様に役立てるような中医学、漢方ライフの提案をしていきたいです。
さて、
何先生に漢方医学を教えて頂いたこと第二弾です。
<FSHが高い人にはどのように漢方で対処されていますか?>
「閉経の人には補腎薬。とくに補精・補陽薬をお勧めしたいです。
たとえば
低温期に美肌油。2週間 2カプセル×3回
高温期に補陽薬2週間
美肌油は卵巣の老化を防げる。
お肌が変わる。
卵巣を潤します。
卵巣も若くなるし、お肌も綺麗になる。
オイルだから細胞膜を通って卵子に栄養を与える。
補陽薬は黄体ホルモンのような働き。
『夏至と冬至に採れる漢方薬』も使えます。
美肌油+『夏至と冬至に採れる漢方薬』 満量でも大丈夫」
…
<40代の女性のかた 脾腎両虚証>
脾腎両虚 参馬補腎丸+二至丹
下痢があるような場合には二至丹を減らす、3粒×3回
参馬補腎丸は6、6、6など。
陰陽が減っていることの調節に。
生理の調節にもいい。冷えもある、虚熱もある。
生理のある女性には必ず二至丹を使う。落ち着いてくる。
全周期、婦宝当帰膠もOK
顔色がすごく良くないときには補中丸。
汗かきの場合には全身の汗か上半身の汗かを問う。
上半身の汗、ほてり、のぼせ。参馬補腎丸+二至丹、落ち着いたら婦宝当帰膠
もし全身の汗だとしたら「玄関が空いていれば風がスースー入ったり泥棒が入ったりするから玄関に立てる屏風の漢方薬」
夏は脈が生じる漢方薬とか、
汗の場所を問います。
…
<生理前後の下痢や便秘の漢方>
生理前の下痢、生理中の便秘に。
生理前の下痢→参馬補腎丸
生理中の便秘には麻子仁丸、やや潤す
生理前の便秘は温める。桂皮、大黄、アロエ、センナなど
生理前のPMSには逍遥丸を使うとみんな楽になる。
この時期は肝血虚(かんけっきょ)
…
<チョコレートのう胞の漢方>
チョコレートのう胞→低温期に必ずチャ○+爽やかなお月様の漢方
高温期は補陽
子宮内膜症は免疫と関係している。
爽やかなお月様の漢方→下腹部だけを温める
フランスの○の樹皮エキスは、骨盤、下腹部の血流循環を良くする。
冷え性、BBTが低い人
チョコレートのう胞には、チャ○と爽やかなお月様の漢方がいい
…
<子宮腺筋症の漢方>
子宮腺筋症には必ず「夏至と冬至に採れる漢方」を使う。
出血量が多い→陰血虚→血熱→さらに出血→悪循環
陰血虚を解消する→陰血を補って熱を採る→血熱が解消→生理が落ち着く
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<40代の皮膚病>
ストレス、仕事の忙しさ、睡眠不足、寝るのが遅い
↓
睡眠が浅い、食事の後に漢方のむ
木→土 相克
逍遥丸 6、6、6、
健胃顆粒 半包、半包、半包
消化器の働きもあまりよくない
ベロが赤い→加味逍遥散
最初は、瀉火利湿顆粒+逍遥丸でもよい
寝る時間が遅い人は逍遥丸は朝に8丸、その後は6丸
+五行草、または温胆湯
23時過ぎに寝る人→沖縄→朝に逍遥丸で肝血虚を治す
東京の人も朝に逍遥丸8丸を服用、夜に帰脾湯、天王補心丹など
…
<呼吸系の漢方の話題>
タンが黄色い…涼解楽+5つの花の生薬
タンが薄い…小青竜湯+頂調顆粒
清肺湯=潤肺糖漿→秋の乾燥、空咳
牡丹皮は涼血作用→生理中には量を半分にする、気をつける。生理が止まらなくなる。
秋になると潤肺糖漿、麦味参顆粒と一緒に服用も
半夏厚朴湯。
半夏は湿をとる、厚朴は胃の気の流れを良くする。
痰湿がお腹に溜ると吐き気、のどが詰まった感じ=半夏厚朴湯
麻黄附子細辛湯…お年寄り、冷え性で手足が冷たい、透明な鼻水がいっぱいでる
細辛は歯の痛みにも
<2013年4月4日 我が家の庭 フキノトウ>