おはようございます。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
土屋薬局の不妊症の漢方相談、先週は1名のお客様のご懐妊、そして2名のかたのご出産の報告がございました。
ご出産されたお客様は、1名はPCOS(多嚢胞性卵巣)で排卵障害のかたでした。
もう1名のかたは県内でも体外受精を頑張っても授からなくてうまくいかなかったのでお隣の仙台市まで通われていた方で漢方と体外受精の治療を併用でした。
スタッフ一同、ハッピーな報告に嬉しく思っています。(^^)
さて、
昨日の21日は山形積雪6センチで朝から大きいボタ雪が降りましたので、車を置いてバスで仙台に向かいました。
一時は仙台行きを断念しかけたのですが、妻とともに励ましあって南東北中医薬研究会の定例会に参加できて良かったです。
今年から南東北中医薬研究会、宮城、福島、山形の3県の漢方薬局で中医学をともに学ぶ会の会長となりましたので、定例会前の会長挨拶もしたかったし、仙台となじみ深い中医学講師の楊暁波先生の第二回の漢方のご講演も聞きたかったのです。
悪天候にも関わらず薬剤師の女性の先生方を中心として熱心な勉強会となりました。
楊先生は仙台での人気は不動のものがあります。
ご講義は「最新生殖医療における中医薬との併用②」でした。
今回の内容も素晴らしいもので、妻も「仙台に来て中医学漢方を勉強して良かった、すごくためになった」と喜んでいました。
明日からまとめていきたいです。
印象的なことが沢山あったのですが、冒頭に楊先生が述べたことを記載します。
…
○2013年4月21日 仙台にて 講師 楊暁波先生
「漢方を不妊症に使うことはとてもいいことです。
よく薬局の店頭で相談が多いことは1)高齢で年齢が高い40代前後のかた 2)若くても卵巣の働きが低下している方の相談が多いです。
病院ではホルモン治療や体外受精を勧められます。
無理に排卵させても卵子の質、量が限られてきます。
何回も不妊治療を繰り返すうちに、卵がとりにくくなります。
◎守る方法→漢方の役目がもっとも大きいです。
漢方薬はエビデンスがありますか?と聞かれることもありますが、私の国、中国では妊娠率が漢方を併用することによって高くなるデータがあることがエビデンスです。
漢方併用で卵がとれる、症状が改善される、そして妊娠に至るケースが多いです」
など午後1時から4時まで楽しい漢方勉強会でした。
専門的に勉強、研鑽していますのでお困りのかた、気になることがございましたら遠慮なくお問い合わせください。
「不妊漢方早わかり/子宝漢方のツボ/山形仙台」
「高齢不妊と漢方、妊娠、出産について」
<2013年4月21日 我が家の庭 「4月の春の淡雪」>
ヒマラヤユキノシタ
フキノトウ