こんにちは。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
昨日に1本の電話がありました。
38歳の女性の方でレディースクリニックで人工授精4回やっても授からなかった。
たまたま子宝系の書店で売っている雑誌の広告に、昔から知っている土屋薬局の広告があったので「信じて」来店されたそうです。
○平成25年、2013年6月25日のご来店でした。
今年の2月から連続して5月まで人工授精をして結果がでなかったので通院をお休み中。
卵管造影検査は正常で問題ありませんでした。
月経周期は昔から25日周期で短い時には22日。長くて26日間。
経血量が少なく感じます。
そこで養血調経に補腎を強力に進めていくことにしました。
○7月5日
6月のときには低温期を中心にした漢方処方だったので、今回は高温期に鹿茸や人参が配合されている補腎陽の漢方薬をご紹介
○7月19日
25日周期でした。
経血量が増えてきた感じがします。
低温期が長くなってきました。
○8月12日、31日とそれぞれ追加で漢方をご購入
○9月11日
妊娠しました!
体が潤ってきて目に見えて漢方の効き目が分かったので続けられました!
お肌の調子もすごく良いです!
私自身、自分が妊娠するとは夢のようです!
ということで、今回の漢方相談は私自身も非常に勉強になりました。
最近は祝谌予先生の「祝谌予 臨床験案精選」が精神的な支えとなり、きっと自分に向いている!と思って婦人科の子宝系の不妊、不育の漢方処方も「祝氏妊孕法」を参考にして、その精神を再現したものをお勧めするようになりました。
早発閉経の20代、30代のお客様たちが卵が育ってきたのですから、病院で不妊治療しても結果がでない方の場合には「体力の底上げ」「妊娠力の底上げ」をすればいいと発想をかえたところ、今回の良いお電話につながりました。
今後とも漢方相談が楽しみです。[E:happy02]
(今日、来店されたお客様も色気が増して女性らしくなっていました。素晴らしいです)
<2013年9月9日>
若木山を下る道
若木山公園
…
追記です。
祝谌予先生は痺証の大家でもあり、痺証の漢方処方も参考にさせてお客様たちの喜びの声が以前よりも大きくなりました。
独活寄生湯に四藤一仙湯という処方など参考にしています。
祝先生は高血圧にしても糖尿病にしても杞菊地黄丸や生脈散など、わたしが好きな漢方を平易につかって治癒にもっていっているので、つまりは不妊子宝漢方相談も「独活寄生湯の精神」で私に合っている方法のはず。
と思って素直に実践しています。
普段は漢字の本を読んで生薬単位で勉強して、店頭ではお客様に「ハピネス」をもたらすように励んでいます。
中医学って素晴らしいです。