こんにちは。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
昨日の12月4日は耳鳴り、耳詰まりの漢方相談が2件ありました。
師匠のトン先生(勝手に師匠にしています)は、耳鼻科の国医大師の継承人で豊富な臨床経験をお持ちです。
いまはイスクラ産業さんで専門部会の五官病ができましたので妻を誘って東京で勉強しています。
漢方学習会 「耳鳴りの中医学的対応と応用ポイント」「耳鳴りに対しての老中医の治療経験」「慢性耳鳴に対する基本的な中成薬併用法」こちらのときの資料などもお客様とともに一緒に勉強しながら適切な方剤をお勧めしようとしています。
一人のお客様は女性のお客さまでした。
とある病院に行ったら「耳鳴りは治りません」「耳鳴りを治す薬はありません」と言われてすごいショックを受けたようでした。
顔色と女性であることと年齢から考えて、養血調経を中心に疏肝理気を加えた漢方をご紹介しまして「治ります!」とお伝えしましたら喜んで帰っていかれました。
「治ります!」のその一言を待っていたそうです。
薬局薬剤師として、まずはお客様に元気になってもらうことが一番ですので、いいことした気分になりました。
師匠のトン先生の話でも東京方面でも「耳鳴りを治す薬はないから、病院で一つもお薬を処方してくれなかった」とこぼすお客様たちが数多くいらっしゃるそうです。
私としましては、今後とも中医耳鼻科学を勉強し、店頭で実績を積んで喜ばれるように努力していきたいです。
夕方、最後のお客様は口内炎でした。
…
○2014年11月10日
最初は甘露飲(かんろいん)という口内炎専門の漢方を先月に1週間分お勧め。
○2014年11月22日
口内炎がまだあります。
漢方を服用して4~5日で良くなりましたが再発しました。
夜は眠れています。
たまに夢を見るくらい。
ちょっとイライラがあります。
○2014年12月8日
口内炎は治りました。
とのことでした。
前回はちょっと漢方を見なおして甘露飲をやめてみて、養血調経+蓮心茶にしてみました。
蓮子心は苦味が特有ですが、心の火を抑えてイライラや夜の睡眠や口の中のトラブルなどにも役立つものだと改めて実感しました。
女性は生理、妊娠、出産、授乳と血を消耗しますので養血調経などで生理のリズムを整えることは耳鳴りや口の中のトラブル解消にもいいですね。
<2104年12月7日>
我が家の庭、早くも雪景色です。
ピラカンサです。
ギリシャ語で「紅い棘」を意味しますが、冬景色、雪景色にまたピッタリ映えます。