おはようございます。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
昨日から小春日和の東北、仙台山形です。
今朝のラジオではNHK仙台局のアナウンサーが「昨日、仙台市内をコートを着て歩いていたら汗ばむ陽気でした。平年よりも5℃くらい高くて10月の気温でした」と伝えていました。
さて、お客さまKさまから掲載許可を頂戴しましたのでコラムを作成します。
(昨年の2014年12月に掲載許可をもらいましたので、だいぶ作るのが遅くなりました)
…
初回の漢方相談
○2014年12月9月30日
44歳女性のお客さまです。
主婦のかたでお子様が一人いらっしゃいます。
慢性蕁麻疹(じんましん)で5年ほど前から処方された花粉症の薬(アレロック)を飲んでいましたが、シーズンが終わり服用をやめたところ蕁麻疹が出るようになりました。
2年ほどはいろいろな薬を服用しておりましたが、運転をしなくてはいけなかったことなどもあり通院はやめてしまいました。
いつ症状が出るか予想がつかない状態です
暑がりです。
特に真夏はとても汗をかきやすいです。
特に頭に良く汗をかきます。
冷たいものを好んで飲んでしまいます。
便秘はしません。
お小水は近い方ではないと思います。
起きません。
良く眠れます。
夢は週に1回程度見ます。
春先にぎっくり腰になりましたが、今は痛みはありません。
老眼が始まった自覚はあります。
老眼鏡を必要とする程度ではありません。
中学生のころから月経周期は長く、不妊治療時には多嚢胞性卵巣だと診断されました。
おりものは多い方だと思います。
またレバー状のかたまりが多いです。
ともかくじんましんを何とかしたいと思っております。
体のやわらかい部分に出ることが多いのですが、最近は顔や頭にも出ることがあります。
赤ら顔で鼻も赤いです。
中学生のころからニキビにも悩んでいます。
今でも特に生理前にはニキビが出来ます。
脂性肌がひどいです。
また季節の変わり目には息苦しくなりやすく、喘息のような症状が出ることもあります。
[E:cherry]
漢方薬は、紫荷車製剤と5つの涼しいお花の漢方薬をご紹介、お勧めしました。
2014年9月30日のことです。
2014年10月27日には
「飲み始めてからの経過ですが、みみずばれのようなひどい蕁麻疹はかなり減ったように思います。
ただ夕方になると体の中心に熱がこもったような感じになることがあります。
いつも生理前にはニキビが出ていましたが、今回は出ませんでした。
しかし先週初めに体調を崩してしまい(高熱+下痢)、数日間漢方を服用しなかったところ、ニキビが出てひどい蕁麻疹が久しぶりに出てしまいました。
久しぶりだと思えたこと=効いていると実感出来てすこし嬉しかったです。
それではよろしくお願いいたします。」
→蕁麻疹の漢方薬は引き続き同じものを継続されていきます。
[E:cherry]
2014年12月2日
「最近は大きな変化はありません。
寒くなってきたので布団に入って体が温まるとかゆみが出ることが増えてきましたが、以前より早くかゆみはおさまっているように思います。」
[E:cherry]
2015年1月6日
「症状は現状維持といった感じです。
漢方を飲む前に比べると、だいぶ蕁麻疹が出る回数が減っていると思います。
蕁麻疹が出てもおさまるまでの時間が短いですし、かゆみの強さも前ほどではありません。
一番酷い時の症状が5だとすると、3くらいになってきていると思います。
でもまだ出てしまうので、これを1段階ずつ進んで行けたらと思っております。
普段の生活面だとか食生活などでアドバイスがあったらお願いしたいと思います。
ことしもよろしくお願いいたします。」
[E:cherry]
2015年4月25日
「ニキビはほとんど出来ることは無くなりました。
生理も順調です。
じんましんは出たり出なかったりといった感じです。
今から思い返すと寒い時期は症状がおさまっていたと思います。
これから暑くなるので、症状が出ないのを祈るばかりです・・・
汗を良くかく(特に頭)のでちょっと憂鬱です。」
その都度、お体の調子をお聞きしながら漢方相談させて頂いています。
Kさま、今後ともどうぞよろしくお願い致します。
<2015年11月16日>
我が家から歩いて行ける距離にある公園、若木山の中腹から眺めた銀杏の木です。
そろそろ晩秋の山形の紹介でした。
遠くに眺められるのは白い帽子を被った月山です。
これから冬支度の季節になります。