「PCOS、多嚢胞性卵巣症候群」で最高は「2年間」生理が来なかったというお客様の漢方相談をさせて頂いています。
毎回、ご主人様と一緒に来るお客様で2人とも20代の若さと元気さで溢れています。
土屋薬局の20代の子宝漢方相談では「PCOS,多嚢胞性卵巣症候群」の方が群を抜いて多いです。
看護師さんの友人同士が3人漢方相談に来たら3人とも「PCOS,多嚢胞性卵巣症候群」で「驚いた」思い出もあるくらいです。
さて話は戻ります。
「PCOS、多嚢胞性卵巣症候群」の漢方相談です。
20歳のときにはクロミッドという排卵誘発剤で反応して「排卵」していましたが、いまはまったく効き目がなくクロミッドにも反応せずに「無排卵」。
注射、HMGの注射を打っています。
それでも「卵胞」が育たずに困っています。
その「PCOS,多嚢胞性卵巣症候群」の治療はもう2年ぐらい通院しています。
卵巣が腫れやすいので少なめにHMGの注射を打っています。
舌ベロには歯型があって気虚のような感じ。
寒がり、冷え性。
LH-FSHのバランスが悪いと言われています。
ニキビ(-) ため息がでます。
今年の5月10日のことでした。
漢方薬4種類で始めました。
その後、6月15日
その日は実家のお母様と一緒のご来店でした。
土屋薬局は「お母様と一緒のご来店は妊娠する」というジンクスがあります。
「お母さんと来る」か「主人と来る」か、迷いました。
というお客様もいらっしゃるくらいです。
義理のお母さん、主人のお母さんと一緒に来るお客様もいるぐらいです。
さて、「PCOS、多嚢胞性卵巣症候群」の漢方相談です。
5月30~31日に不正出血。
ちょっと排卵誘発剤の注射も効き目が無くなってきているそうです。
6月1日に通院。
また生理を起こす注射を打ちました。
いまは生理待ち。
次は6月23日に通院の予定。
ここで漢方薬を変更しました。
「卵巣」が硬くてキロキロしているので、うまく「排卵」出来るように活血化淤(かっけつかお)、破血化淤(はけつかお)の漢方と化痰(かたん)。
先月の7月に再来店。
昨日は、「PCOS。多嚢胞性卵巣症候群」の不正出血でした。
おりものは多い感じ。
卵胞チェックしたらまだ卵胞が小さい。
子宮内膜も薄いです。
7月2日。
今回も不正出血がありました。
排卵誘発剤の次の周期は不正出血になりやすいです。
そして昨日の8月16日です。
クロミッド2錠で今回は卵胞、卵が育ちました。
ほんと「久しぶり」だそうです。
「漢方薬が効いてきた」と思う。
とご主人とニコニコした顔でお話されていました。
HCG注射を打ってタイミングもうまくとれたそうです。
今後とも早めに「妊娠」「ご懐妊」の良い結果につながっていってほしいと思いました。
<土屋薬局から一言>
PCOS,多嚢胞性卵巣症候群のときには東京駅にある待ち合わせ場所の「銀の鈴」のようです。
せっかくのいい「卵」はたくさんあるのですが、なかなか「排卵」できない。
ガラスの箱から抜けることができません。
いかにしてその「ガラスの箱」つまりキロキロとした硬い「卵巣」を「卵子」が飛び出るようにするかが漢方対策として重要になってくると思います。
山形県、酒田市、鶴岡市、庄内町、最上郡、金山町、村山市、東根市、寒河江市、河北町谷地、天童市、山形市、南陽市、米沢市、長井市、川西町。お隣の新潟県、福島県、秋田県、宮城県、仙台市などにお住いでご来店できる方はぜひ漢方相談をお寄せくださいね。
一緒に漢方で「妊活」「不妊体質改善」でPCOS、多嚢胞性卵巣症候群を克服して「不妊」から「妊娠」を目指していきましょう!
<2016年8月31日>
台風10号が去った後の月山です。
晴天です。
こちらは反対側の大森山方面の眺めです。
もくもくと夏の雲が。