「女性のための漢方レッスン(2)…女性のバイオリズムとは? 卵巣機能不全、卵巣機能低下 -」の続きです。
女性の体のトラブルの主な原因
○血虚(けっきょ)─貧血、血(けつ)の不足
○気滞血淤(きたいけつお)─自律神経失調、血流が悪い
○腎虚(じんきょ)─卵巣機能の低下
女性のリズムを整える3法則
「養血(ようけつ)」「活血(かっけつ)」「補腎(ほじん)」
1)養血(ようけつ)
漢方薬…婦宝当帰膠
食べ物…棗(なつめ)、ラム、きくらげ、人参、トマトなど
色が赤いものは、血を養います…たとえば、ほうれん草の根元の赤い 所は栄養多い。
ラムだと、東京ではジンギスカンが流行っています。
「美」の字 は、羊に大と書くくらいですから、「ラム」は食べるとよいでしょう。
(注釈:先月に蔵王温泉に温泉仲間と楽しく宿泊したのですが、東京の友人が言うには、やはり「東京ではジンギスカンが流行っている」そうです。狂牛病で牛よりも、羊の時代でしょうか?ところで「蔵王」は「ジンギスカン発祥の地」という説があります。山形新聞でも特集していましたし、蔵王の温泉街でもそういう張り紙がありました)
食べ物で血けつ)の不足を補えない人は、婦宝当帰膠を飲むといいです。
…
ちょっと一休み
「当帰(とうき)の昔話」
昔、中国のある村に薬草採りの父親がいましたが、ある日山の中で猛獣に食べられて死んでしまいました。
その息子である青年もやがて後を継ぎ、薬草採りになり、山に行きました。
ところが青年は結婚していたのにも関わらず、山に入ったきり3年間も帰ってきません。
奥さんは、その間はずっと青年である主人の帰りを待っていましたが、とうとう再婚してしまいました。
ところが、奥さんは主人の帰りを待ちわびたばかりか、ストレスが過度となり、無月経になってしまったのです。
ちょうどタイミングが悪いことに、青年が帰ってきました。
そこで自分の妻が結婚することを知るも、山で採取してきた「ある薬草」を元妻のところへ置き去りました。
奥さんは、その薬草を煎じて飲んでいたところ、血色が良くなり無排卵、無月経が治り、不妊が治り子供ができました。
ご主人は、「当(まさ)に帰るべきだった」
この由来から、その無月経を治した薬草は「当帰(とうき)」と呼ばれるようになりました。
当帰(とうき)の効能、効果
血を養う、循環を改善する、月経を調整する、通便作用、美肌作用など
これが当帰が配合の婦宝当帰膠です。