こんにちは!
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
寒くなってきたせいでしょうか、リウマチの漢方相談を受ける機会が多くなってきました。
先日、店頭に女性のお客様がいらっしゃいまして、リウマチと診断されたばかりとご相談を受けました。
右肘がテニス肘と診断されて、1ヶ月経過したら、足や手の指、肩など あちこちが痛み出して来たそうです。
この話は人事ではなくて、私も「あわやリウマチの一歩手前」を体験したものですから、よくご相談させて頂きました。
さて、その先日のお客様は、リウマトレックスを処方されていました。
当店では、独歩顆粒(原典名は独活寄生湯)をお勧めしました。
プラス、血流たっぷりの漢方薬で、「血を養い血行を改善」して「血養えば、風自ずから滅する」の世界観で
婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)を。
さらに、抗炎症作用を期待して、爽月宝をと、合計3つをお勧めしました。
爽月宝は、ピクノジェノールに、活血化淤薬の血行改善剤を配合していますので、大いに期待できます。
独歩顆粒は、去風散寒除湿(きょふうさんかんじょしつ)です。
リウマチのようなあちこち症状が現れる「風」のような現象や、「寒さ」で痛みが増すことや、梅雨時などの「湿気」が多い季節などへの総合的な漢方対策になります。
また同時に、「内因(ないいん)」である「虚弱体質」を元気にするなど、痛みへの漢方体質改善にもなります。
最後には、気持ちの問題も大切です。
つい痛みがしびれなどがあると常に「憂鬱」な感じになります。
ますます症状が悪化しやすいなども見受けられることが多々あります。
「脳に嬉しい気持ちを伝える」ためにも、「鏡を見て、ニコッと口角を上げて笑うこと」などもお勧めさせて頂きました。
ノーマン・カズンズさんの岩波新書の名著「笑いと治癒力」などにも、その「気持ちの大切さ」「今日を必死で生きる前向きさ」などが、切々と書かれています。
興味があればお読みしてください。
とも伝えました。
(無名コラム「笑いと治癒力」では、またまた私の「闘病記」が載っています)
気持ちが前向きになれば、リウマチでも自然治癒するときは「治癒」します。
「自分は治る」「きっと良くなる」と、常に自分を「鼓舞」することも大切だと思います。
隣で、私の話を聞いていたスタッフも、「言っている内容はよく分かりました」「気持ちも大切ですよね」と感想をもらいました。
私も分かってもられることは良かったなあと思いました。
もう一つ、リウマチの話ですが、自分の母親のリウマチに独歩顆粒をお送りしている娘さまがいらっしゃいます。
(当店には、「親孝行」の立派なご子息さまが多いのです)
今年の10月から送っています。
漢方薬を3ヶ月服用してみて、お母様が「かなり効果が出てきて、痛みが軽減して動きが良くなった」という感想です。
嬉しく思っている今日この頃です。
寒い季節ですから、みなさまどうぞお体を冷やしたり、「風邪は万病の本」ですから、不養生で体調を崩して
風邪をひいてリウマチなどにならないように、お気をつけてください。
<雪原に柿の木1本 「村山市真下慶治記念館付近」 2006年12月6日>
istDL DA12-24mm ワイドレンズで撮影です。
<私は世間から忘れられているような柿の木を見ると、無性に応援したくなります>