土屋薬局ブログ|子宝漢方、痛みしびれ、気になる不調

土屋薬局ブログ。薬剤師・不妊カウンセラーの土屋幸太郎がお届けします。私自身、不妊体験を経て、漢方療法の力で子供に恵まれました。その経験を活かし、皆さんに健康で幸せな家庭を築くお手伝いをしたいと思っています。薬局には女性薬剤師も在籍し、気軽にご相談いただけます。健康に関するお悩み、不妊治療、妊活相談、痛みやしびれに関する漢方相談など、お気軽にご連絡ください。お問い合わせやご予約は☎️ 0237470033までお願いします。一緒に幸せな未来を築きましょう。

免疫性不妊と統合療法…免疫性不妊の中国漢方対策

おはようございます。

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

今朝は、山形も雨降りですが、5月のような爽やかな「生ぬるい風」が吹いていてビックリしました。

地球温暖化が山形にも来ているのでしょうか?

 

さて、途中で中断したままになっている「武漢研修」を再開していきます。

 

免疫性不妊症

 

免疫性不妊症

不妊症の約15~20%を占める。

「本虚標実(ほんきょひょうじつ)」である。

 

腎虚(じんきょ)が「本(ほん)」。

血淤(けつお)、湿熱(しつねつ)は「標(ひょう)」。

 

たとえば、熱っぽい淤血(おけつ)の場合には、牡丹皮(ぼたんぴ)などを使う。

補腎(ほじん)を主として、滋陰降火(じいんこうか)、清熱利湿(せいねつりしつ)などを配合。

 

免疫性不妊症のスライド

さらに「統合療法」としては、膣や直腸などに漢方を入れる方法もある。

 

免疫性不妊症のスライド

清熱解毒、活血化瘀

 

免疫性不妊症のスライド

 

 

免疫性不妊症のスライド

 

 

免疫性不妊症のスライド

 

中国でも、最近は膣の炎症や子宮頚部のびらんなどの病気が増えてきている。

炎症を押させる生薬としては、野菊花(のぎくか)、金銀花(きんぎんか)、牡丹皮(ぼたんぴ)などを使う。

子宮外妊娠も、浣腸を利用した方法を利用して対処していく。

子宮注射には、当帰(とうき)、丹参(たんじん)、魚腥草 (ぎょせいそう)。

炎症がひどい場合には、魚腥草。

 

免疫性不妊症のスライド

 

免疫性不妊症のスライド

 

針灸も周期療法に合わせると効果的。

 

 

免疫性不妊症のスライド

 

最後のスライドは、ART、IVF(体外受精)やICSI(卵細胞質内精子注入法)などにも、中医学の「補腎(ほじん)」や「気血(きけつ)を整えること」などは、成功率を高めることに有効である。

と書いています。

 

 

今回の免疫性不妊につきましては、当店では(土屋薬局では)あまり相談が多くないですが、けっこう日本でも免疫性不妊に対して「中医学的なアプローチ対処法」でお客様からの相談が多いことなどを、同席の先生たちからお聞きしました。

 

最後の体外受精や顕微受精のときの相談は、これは当店でも多い相談で、当店もかなり良好な成績で、年々、当店の漢方相談コーナーの壁面の赤ちゃんの写真や嬉しいお手紙が増えてきています。(^^)