今日の15日は、私にとってメールマガジンを作る日。
毎月、1日と15日に2004年から休まずに刊行しています。
以前はわりと日程に余裕がありまして、
前もってメールマガジンを作成していたのですが、
最近は、発行する日の当日の朝から作成に励んでいることが多いです。
締め切りが近いほうが、脳の回転が良くなるような感じです。
思えば、薬科大学時代のテストも1週間前くらいから、
または気合の一夜漬けの丸暗記が多かったように思います。
今日は朝から真剣な文章を作成しましたので、
昼休みには高気圧の晴天のもと、カメラバッグ片手に気分転換も兼ねて
撮影に出掛けました。
いつもは若木山(おさなぎやま)あたりに行くことが多いのですが、
数日前から目星をつけておいた「白木蓮」を見に行きました。
目標地は、奥羽本線の神町(じんまち)駅近くの白木蓮です。
我が家から農協前を通って、線路沿いの道路を歩いていきます。
そうしましたら、晴れ渡る月山を背景に白木蓮が咲いていました。
<2008年4月15日 月山と白木蓮>
なんて素敵な景色でしょう。
こういう風景は心が洗われます。
さあ、神町駅に着きました。
進駐軍時代からの名残がある由緒正しい駅舎です。
私が学生時代は、駅員さんが毎日、2人は居たものですが、
今はJRの時代になってからは、無人駅になってしまいました。
ここの駅の規模や町の人口や勢いから言えば、
駅員さんがいてもおかしくないのですが、時代の趨勢でしょうか。
すっかりとお隣の「さくらんぼ東根駅」に負けているようですし、
昔は田舎臭いと馬鹿にしていた乱川駅も、最近は発展していて、
乗降客が多いようです。
頑張れ! 神町駅。
次は、今日の目的地の「白木蓮」です。
日曜日は、私の「文化の日」で映画を観に行くために、
電車に乗ったので、その時からここの白木蓮が気になっていたのでした。
映画は、「MY BLUEBERRY NIGHTS」と「潜水服は蝶の夢を見る」でしたが、
それぞれ心に残りました。
ノラ・ジョーンズはもっと神々しいかと思ったら、普通の女の子なんですね。
ナタリー・ポートマンは、世界のハーバードの学生でもあるので、
外見の美しさと内面の教養の深さ、内面の美しさがハーモニーを奏でているようでした。
「潜水服は蝶の夢を見る」は、私の映画の歴史の中でも、
特筆すべき大切な映画になりました。
今日のメールマガジンにコラムを書こうと思ったのですが、
つい勢いで「津軽中華」について書いてしまいました(笑)。
機会があれば、「潜水服は蝶の夢を見る」のコラムを買いてみたいです。
ニューズウイークで誉められていたので、この映画だけは「見落とすまい!」と
気合入れていました。
予想以上の素晴らしい映画で、生きる希望をもらいました。
私がもしもロックト・イン・シンドロームになったら、
左目のまばたきだけで、意思を伝えられるかな。
フォーラムの映画館で、おすぎが絶賛している文章を目にして、
いつもは「あ、おすぎが誉めている、ハズレかもよ」と不謹慎なことを思うのですが、
このときばかりは、ピーコは左目に義眼を入れているので、
きっとおすぎも思うところがあるはず。
と心にピーン!ときました。
ピーコのその経緯を書いた自伝も読みましたが、
心に深く残るものでした。
頑張れ! ピーコ。
散歩の締めくくりは、月山が気になったので、
近所の大日尊にの小山に上がって、月山を撮影です。
うーん、昼休みと言えども、色々な景色の移り変わりや、
思考も深められますね。
ではでは、高気圧の日本の皆様、さようなら。