こんにちは。
薬剤師、国際中医師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
昨日の10月3日の山形のニュースは蔵王や月山の初冠雪でした。
本日の昼休みに散歩をしたら、たしかに月山方面の山が白い帽子をかぶっている感じがしました。
冬将軍の足音が聞こえてきている山形です。
さて、本日は嬉しいお話をご紹介です。
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Hさまの掲載許可を頂きましたので、コラム作成させて頂きます。
○平成21年8月13日
夫婦共に38歳です。
去年一度自然妊娠したものの不育で流産しました。
受精障害と診断され、3つ目の病院で、採卵→体外受精をし、今月は卵巣を休めるために移植まで待っている状態です。
来月、一つだけできた胚盤胞の移植予定です。
明日から点鼻薬(プセレキュア)が始まり、あと10日ほどで来ると思われる月経の後には、黄体ホルモン内服薬と注射、エストラーナ貼り薬、プロゲステロン膣座薬が処方される予定です。
少しでも妊娠率を上げたいと思っています。
5月末の血液検査で、プロラクチンが(15<30.4)で少々高めなのでテルグリドという薬を一ヵ月半ほど飲みました。
ただ、副作用??なのか便秘に苦しみました。
身長は165cm、体重は55キロ弱です。
流産後、2キロほど太りました。
ここ数年、毎月月経前には精神的に落ち込みやすくなっているように感じます。
排卵は正確にあり、基礎体温もほぼ2層になっています。
生活は、不妊の悩み以外はストレスがあまりない生活だと思っています。
病歴は、特に大きな病気はしたことがありませんが、3年前に腰椎に人工の器具を入れる手術をしており、そのためか、冬は特に右足が冷えている感覚があります。
当店からは、ストレスを軽減して胃腸を守ることも同時に考えて、婦宝当帰膠と加味逍遥散、晶三仙の3つをお勧めさせて頂きました。
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○平成21年11月11日
お世話になります。
夏ごろ、婦宝当帰こうなど、3種類の漢方を頂きました。
残念ながら、9月の凍結胚移植は陰性に終わりました。
10月に不正出血を初めて経験しました。
排卵日が遅くなるとは言われておりましたが、今月は周期36日目辺りだったようです。
今は、精神的にも復活し、残っていた婦宝当帰膠を少し前から再開しました。
足など冷えないことを感じています。
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○平成21年11月15日
炒麦芽も追加して、次回に向けて体調を整ていくことにしました。
夏に高プロラクチンの数値が若干高く、テルグリドという薬を飲みましたが、便秘に苦しみ途中、やめてしまったので炒麦芽を知ってよかったです。
婦宝当帰膠ですが、正直、足が冷えないのがとても驚きです。
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○平成22年1月9日
本日、凍結胚移植をしてきました。
うまくいくことを願っています。
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○平成22年2月2日
本日、凍結融解胚移植11日目に妊娠判定、陽性を頂きました。
2個卵を戻したのですが、今後の経過にまだまだ注意が必要と説明を受けて来ました。
今飲んでいますのは、デゥファストンというホルモンの薬と、エストラーナという貼り薬、それからプロゲステロンという膣座薬を使っております。
ハードルを一つクリアした気分ですが、まだまだ一週間後の診察が心配です。
よろしくお願い致します。
当店からは安胎法をお勧めさせて頂きました。
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○平成22年11月20日
土屋薬局さま
お世話になります。今年初めにした胚移植の時から大変お世話になりました。
お陰さまで、妊娠初期の出血も乗り越えられ、妊娠中はとても元気に過ごすことができました。
9月29日、逆子のため帝王切開でしたが、無事、長男を出産しました。
振り返ると、やはり土屋先生の漢方を飲んでいたおかげだったと思います。
本当にありがとうございました。
長男は1ヶ月半になりすくすく育っています。
本当にありがとうございました。
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スタッフより
Hさま、このたびはまことにおめでとうございました。
体外受精のときの漢方相談では、「質の良い卵を目指す」「受精卵が着床する」「流産防止」「ホルモン剤や誘発剤などの副作用防止」を兼ねて漢方相談で体調を整えていくことが多いです。
今回は良い結果につながっていって、Hさまご夫妻の喜びにつながっていって嬉しいです。
薬剤師、国際中医師、不妊カウンセラー 土屋幸太郎
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Hさまにお贈りするお写真は、朝日町の浮島です。
山形県の朝日町の山奥にある不思議な島が浮いている名勝です。
<2011年8月14日 朝日町 大沼の浮島>
この浮いている島が「浮島」です。
実際に動いているのだそうです。
かなりすごいと思います。
Hさまご一家のご健康とご多幸を祈念申し上げます。
どうぞみなさま、健やかにお過ごしくださいませ。
このたびは、おめでとうございました。(^^)