こんにちは。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
今日は昼から雪降りの山形です。
昨日は、東京から恩師の中医師である何先生が山形県の当店に訪店して頂きまして、妻ともども中医学に関していろいろと楽しく教えて頂きました。
いま当店で漢方相談しているお客様で、なかなか結果がでない、妊娠しづらいかたにも、違った視点で検討してもらいました。
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何先生からのアドバイス
1)チョコレートのう腫4・7センチで再発して手術を検討を勧められていたが、土屋薬局の漢方薬で3・5センチまで小さくなり経過観察で良くなり、しかも自然妊娠という驚異的な効果があった方です。
何先生のアドバイス→妊娠してからも化痰補腎の漢方薬は3か月ぐらいまでは続けていったほうがよい。
あるお客さまは、妊娠中の便通に良かった。
また過敏性腸症候群にも良い→女性はほとんど便秘になる。男性は下痢になる。
化痰補腎の漢方は免疫調整作用がある。
油断しないで妊娠中も服用していくことが流産防止になる。
内膜症は過敏に反応するので、胎児を異物として間違えてしまう。→流産しやすくなる。
化痰補腎の漢方は、子宮の中の炎症をとるので妊娠中も3ヶ月まではつづけたほうが良い。
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2)卵巣嚢腫6・8センチだったお客様 40代 平成23年11月6日よりご相談。1か月後、土屋薬局の漢方薬で5・6センチまで小さくなる。
特徴は、基礎体温が高かった、おりものが少なかった。
土屋の処方は、安神薬と活血薬だった。
何先生のアドバイス→土屋先生、素晴らしいですね。それぞれ違った方法で、卵巣の腫れ、嚢腫を改善しています。(^^)
安神薬について聞いていました。
春→酸棗仁湯
夏→温胆湯
秋から冬→天王補心丹、帰脾湯
天王補心丹と帰脾湯の使い分けは、夢をよく見る場合には天王補心丹、夢はあまりみないで眠りが浅いかたは帰脾湯を。
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3)グミ科の植物の話
放射線治療やお肌を保護するときにとても効果的。
目にグミ科の植物のオイルを入れたら、目のぼんやりとした感じが消えた。
炎症を抑える。皮膚の再生、化痰作用
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4)温胆湯のはなし
→水の循環によい。三焦(さんしょう)に効く。
何先生のお客様、温胆湯と健胃錠で浮腫んでいた舌ベロが三分の一まで小さくなって、本人も何先生も驚いた。
胃腸の調子もかなり良くなった。→体内の水の循環が良くなった。
日本人→魚、刺身を食べる。
魚には重金属や放射能がある→刺身で胃の調子を崩す。
重金属はガンを起こす原因。
日本人の胃がんの発症率は世界で一番高い。
<2011年12月7日 神町 大森山を眺める>
遠くの山々は着々と白い帽子を被りつつあります。