ブログ版土屋薬局 中国漢方通信

土屋薬局ブログ。薬剤師・不妊カウンセラーの土屋幸太郎がお届けします。私自身、不妊体験を経て、漢方療法の力で子供に恵まれました。その経験を活かし、皆さんに健康で幸せな家庭を築くお手伝いをしたいと思っています。薬局には女性薬剤師も在籍し、気軽にご相談いただけます。健康に関するお悩み、不妊治療、妊活相談、痛みやしびれに関する漢方相談など、お気軽にご連絡ください。お問い合わせやご予約は☎️ 0237470033までお願いします。一緒に幸せな未来を築きましょう。

おめでとうございます!…漢方のお陰でつわりは落ち着きましたが、 赤ちゃんは大丈夫かなと不安な毎日も乗り越えました。

こんにちは。

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

明日の三連休の土曜日を前に、もう予約でいっぱいになりまして頑張らなきゃと気合を入れている金曜日の午前中です。

東京からも新幹線でのご来店のご予約がありました。

さて、嬉しいお話のご紹介です。

Fさまからはコラムをお読みいただきまして、以下のような感想を頂いています。

「妊娠中は本当にお世話になりました。

毎日暑いですが家族皆、元気に過ごしています。

あれからおっぱいも順調に出るようになり、何事もなく順調に大きく育って行ってくれています。

毎日育児は大変ですが、こうして娘の成長を見ていられるのも、土屋薬局さんのお陰です。

本当にありがとうございました。

こんな私にでも、赤ちゃんが産めるんだなぁと自信がついたので、また育児に余裕が出てきたら三人目も …その時はまたよろしくお願いします。

本当にありがとうございました。」

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●●  1.巻頭コラム 「おめでとうございます!…つわりは落ち着きましたが、

赤ちゃんは大丈夫かなと不安な毎日も乗り越えました。」

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お客様Fさまから掲載許可を頂きましたので、コラムを作成させて頂きます。

ちょうどFさまが10週目になったときから、漢方相談をさせて頂きました。

○2011年10月8日が初めての漢方相談でした。

Fさま 25歳 お子様1人

結婚5年目で流産を3回繰り返しています。

1回目は2009年8月のときで6週目のときでした。

胎嚢が見えましたが、完全流産で茶色いオリモノが続きました。

2回目は2010年11月で8週目のときでした。

心拍確認後に稽留流産で手術をしました。

3回目は2011年の3月で9週目で稽留流産で手術しました。

大出血して入院治療を受けられました。

不育症の検査をして問題がなかったですが、潜在性高プロラクチンでテルロンを服用していました。

いまは10週目でバイアスピリンを服用してテルロンを止めています。

黄体ホルモンの注射を週に1回打っています。

3回の流産とも足腰の痛みはなかった。

つわりの症状→2、3回目のときに急につわりがなくなった→流産でした。

今回の妊娠では胎嚢の大きさでは流産する可能性があると言われています。

夜は眠れています。

夢は多いです。

食欲ありますが、お腹が減ると気持ちが悪くなって食べてもムカムカします。

通じは2日に1回、ゆるい感じではありません。

オリモノが妊娠中なのか、多いです。

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○当店からお勧めした漢方薬

1)養血調経の漢方

2)胃腸も丈夫にできる補腎

3)山査子のお茶

とくに2番目の処方は、脾胃と補腎をする働きがあるので、妊娠中の流産を防止する効果、足腰に痛みをとったり、胃腸もサポートできる優れものです。

通常よりも半分の量で加減して服用して頂きました。

○2011年11月2日

「お陰様で今日検診に行った所、13週になり赤ちゃんも元気に動いていました。

前回頂いた漢方がなくなる頃なので、また処方していただきたいと思います。」

○2011年11月25日

「お陰様で何のトラブルもなく安定期に入りました。

つわりは落ち着きましたが、赤ちゃんは大丈夫かなと不安な毎日を過ごしていて、全てが面倒に思ってしまっている状態です。

前回の漢方がなくなりそうなので処方して頂きたいです。」

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私、土屋が考えたこと

「つわりが落ち着いて安定期に入ったとのことで本当に良かったですね。

赤ちゃんが大丈夫かなと不安になるお気持ちお察します。

すべてが面倒になるなど、メンタル面も整ていきたいですね。

妊娠中期は妊娠4 ヶ月から7 ヶ月までで、胎児の成長・発育の時期となります。

この時期は、母体の栄養が胎盤経由で絶えず赤ちゃんに送られます。

胎児の成長に伴って、母体の負担が増えていきます。

つわりからは徐々に回復しますが、消化機能はまだ弱く、食べ過ぎると消化不良になりやすいのです。

また、胎児に栄養がたくさん必要なので、栄養不足や貧血、めまい、動悸、イライラなどの症状がでやすくなります。」

いつもの漢方薬疏肝理気の漢方を軽く併用して頂きました。

その後、漢方をきちんと毎月継続して頂きました。

○2012年3月19日

「こんにちは。いつも漢方を処方していただいています。

いつもお世話になっています。何事もなく9ヶ月に入りました。

今日の検診で少し小さめですが順調との事で安心しています。」

同じ漢方薬を継続

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○2012年4月7日

「突然ですが、3月31日に無事元気な女の子出産しました。

破水から始まって34週4日での早い出産だったので赤ちゃんは小さめですが、保育器の中で元気にいます。

無事にここまでこれたのも漢方のお陰だと思っています。

本当にありがとうございました。」

Fさま、どうもおめでとうございました。

今後ともご家族末永く、お幸せに暮らして頂きたいです。

当店からは出産のお祝いのアルバムをお贈りさせて頂きました。

今回の漢方は、養血調経に胃腸を丈夫にする補腎薬や疏肝理気で不安感を和らげることなど、胃腸のことや

補腎といって生命の元気を良くすることなど重点を置かせて頂きました。

おめでたいことで、何より嬉しいです。

Fさまにお贈りするお写真です。

最上川三難所 三ヶ瀬の流れと釣り人たち>

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<2012年8月19日 最上川 三ヶ瀬の流れ 芭蕉奥の細道でも難所があると畏怖された有名なところです>

その難所に、三ヶ瀬橋からよく眺めてみますと釣り人がいます!

この写真には2人いるのがお分かりになりますか?

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川の真ん中にも孤高のまるで「点景」になったかのような釣り人がいます。

よく歩いて真ん中まで行きましたよね。

凄いと思います。

最上川の流れの中で最高の孤独を味わい、釣りに没頭しています。

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この写真にも釣り人が写っています。

自然とは偉大なものです。

また古来からの難所、急流がいまだに存在していることにも大いに感動です。

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Fさま、どうもおめでとうございました。

雄大に流れる夏の最上川のようにたくましいお子様にお育ちになって頂きたいです。

また近くを通ることがありましたら、いつでも遊びに来てください。(^^)