おはようございます。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
今日は曇りの天気予報。
昨日よりも暑さが和らぐようです。
いま来店されたお客さま、お兄ちゃんとお姉ちゃんを連れて賑やかでした。
「当店に不妊症の子宝の漢方相談してみたら」と紹介してくれた東根の友人もすぐに子供ができてビックリしていたとのことでした。
産後の母乳は断乳して(炒麦芽ですぐに断乳できたそうです)生理も順調だけど、3人目がなかなか授からないとのことで体調を整て、お肌も髪の毛も艶々してくるような漢方薬をお勧めしました。
お兄ちゃんに「今からどこに行くの?」と聞いたら「いもてん」と元気な答えで子供の夏は元気だなあと思った次第です。
(「いもてん」とは「天童市のイオンモール」の略です。今は夏休みですから大賑わいだと思います。)
2人目不妊の漢方相談のときに漢方薬の効き目を実感して頂きましたので3人目も順調にいってもらいたいです。
…
さて、昨日の仙台での漢方研修会 「年代別子宝漢方相談」の続きです。
<女性の年齢と原子卵胞数、質の変化 生理があれば妊娠できるの?>」
<生理の仕組み>…卵胞が小さいと黄体機能も弱くなる。黄体期に出血があったりします。
黄体期、高温期の対策は一歩手前の卵胞期から検討していきます。
<月経周期ホルモン分泌>…16ミリ未満の卵胞は成熟ではありません。
<生理周期と基礎体温表>…劉先生の担当されたお客様のエピソード
「ホットヨガ、岩盤浴、お酒で体温が上がります。
お酒を飲むと翌日の基礎体温表は0・1℃から0・3℃上がります。
冷えてはいけないと思って、子宝に早く恵まれるように夏でも腹巻、レッグウオーマー、岩盤浴などで体を温めまくって低温期は36・5℃越え、高温期は37℃を越えました。
体外受精をしましたが、基礎体温が高くなりすぎて心配していことが現実になり流産してしまいました。
基礎体温表の高温期のラインが36・7℃となっているように低すぎても、高すぎてもいけません。
あまり基礎体温が高すぎる場合には、卵が溶けてしまいます。
実際にクリニックの体外受精の卵の操作台の温度は36・7℃だそうです。
今度はあまり体温を高くしすぎないように、何事もほどほどにすることにして次の体外受精ではうまくいって妊娠することができました。
基礎体温が高すぎると着床しにくかったり、流産などしやすいです。」
中庸の精神が大切、つまり何事もほどほどが肝腎ですが、あまり基礎体温も高すぎることも良くありません。
大過になりすぎないようにしていきます。
昨日に来店された子宝漢方相談のお客さまにもそのようなことをお話ししましたら「え~!」の連発でした。
夏の暑い季節の過剰な運動による発汗も体の気血不足(きけつぶそく)、気陰(きいん)の不足を招きますので何事もほどほどが大切です。
また次の話は明日にします。
(実際に40代や子宮内膜症、子宮腺筋症、何回も体外受精をしていますが失敗していらっしゃるなどの難治性の不妊の方の場合には基礎体温が高めのときが多いです。)
<2015年7月27日>
三友花です。
可憐な白い花ですね!