おはようございます。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
11月9日月曜日です。
山形は雨は降ったものの、なにか生暖かい天候です。
先週の漢方相談会はお友達同士でのご来店や2人目をご希望のお客様や初めての人工授精に挑戦しているお客さまなどさまざまな漢方相談がありました。
最近の不妊症で土屋薬局の漢方相談をご利用頂いているお客さまからのメールでは
「先日、エコーで確認したところ無事に心拍確認されました。 」という妊娠された喜びのメールや
「10月○日、3○○○gの元気な女の子を出産しました!2年前に死産を経験してからどん底の日々で、妊娠を望んでもなかなか妊娠せず、気持ちばかりが焦っていました。そんな中、山形に転勤になり、購入した雑誌で土屋薬局の事を知り、近所だと思い電話をして不育症の子宝相談をお願いしました。…」
出産の嬉しいメールも届いています。
私が最近勉強している中医学の本場の漢字だけの本です。
もちろん中国語で書かれています。
左の本は不妊症の漢方療法、周期療法で有名な南京の国医大師、夏桂成先生の著作です。
もう一度、不妊症の周期療法の基礎を学び直そうと思いまして、月経期、卵胞期、排卵期、黄体期と読み終わりました。
最近の私の課題は黄体機能不全のような基礎体温の高温期がうまく上がらない人への漢方対策です。
養血調経+補腎精(ほじんせい)+補腎陽(ほじんよう)…
これだけでも効き目を感じられない場合もありますので、+疏肝理気(そかんりき) なおかつ +補気(ほき)も大切であろうと考えています。
右側の赤い本は「試験管ベイビー的…」という本です。
こちらの本は読みやすいです。
たしかにアレルギー性鼻炎と体外受精の関係について書かれていました。
今の時代の中国での、2人目も解禁された中国での不妊症治療。
体外受精と漢方薬の使い方、併用方法の考え方が書かれていてすごく参考になります。
日本漢方ではなくて、中国漢方を標ぼうしている当店には、中国と同じような方剤の漢方が厚生労働省の許可をえていますから「お客様に役立つ漢方薬」は揃っています。
また多嚢胞性卵巣のお客さまは必ず妊娠、出産されるのですが、いまも一緒に妊娠を目指しているお客様が何人かいらっしゃいます。
こちらの資料は仙台での定例会、北京出身の周先生に教わったものです。
いまだにすごく参考になりますので、周先生の方法などでうまく多嚢胞による無排卵、排卵障害に漢方薬で対応していきたいです。
活血剤と化痰剤と補腎剤の漢方薬の選び方がポイントのようです。
では今週も漢方相談や薬剤師としての仕事など頑張っていきますのでみなさま、どうぞよろしくお願い致します。
<2015年11月8日>
昨日、妻と一緒にお蕎麦屋さんに行きました。
先々週くらいに道を間違ったときに偶然に発見したお店です。
いまは宅地開発や周辺は商業開発されていますが、このお店の周囲はリンゴ畑があったり、柿の木があったりと別世界の扉を開けたかのようです。
お蕎麦の名店の本にも載っていて、紹介されている文章には「以前は養蚕をしている屋敷でした」と記載されていて、なるほど、と思わざるをえないとても雰囲気のよいお店です。
座った席から窓を眺めます。
秋らしい光景です。
新そばの香りでおもてなし
天ぷら
お蕎麦
天ぷらもお蕎麦も美味しかったです。
えごまのかいもちでした。
こちらも美味しかったです。