こんにちは。
山形県東根市神町の土屋薬局、薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
先週の漢方相談会、午後のお客さま、ニコニコ顔で前回が初めての漢方相談でした。
今回は2回目の漢方相談で、普通は「効かなかった」とか「もっと効き目がほしい」などリクエストをお聞きすることも多いだけに、私は身構えていましたが、開口一番「すごいすごい、自然に病院の薬も使わずに排卵して生理が来ました!」
と大喜びされていました。
昨年の10月にPCOS、多嚢胞性卵巣症候群のために卵巣ドリリングをしていました。
腹腔鏡手術で、卵巣にレーザーあるいは電気メスを用いて複数の小さい穴をあける(ドリリング)手術です。
その後もなかなか排卵することが難しく、クロミッド、AIH(人工授精)、デュファストンをされても妊娠せずに、看護師さんのお友達から当店を紹介されて先月からの漢方相談をされていました。
ほかには、眠れるようになった。
イライラも減った。
排卵してすぐに綺麗に上がって二層の基礎体温で31日周期で自発生理だったので驚いた!
などなど。
とにかく気持ちが楽になって、ニキビも減ったし、夜もグッスリとのことで、喜んでもらえて本当に良かったです。
紹介者の看護師さんと二人で「お互いに漢方を続けていこうね!」と話されたそうです。
最近、不妊症、子宝漢方相談は二極化していまして(土屋薬局でわたし、土屋幸太郎が体験していること)、
○月経不順、排卵障害などPCOSの多嚢胞に起因するもの
○それ以外、高齢のかた、仙台や山形市などで体外受精をされるお客さま
少なくとも20代、30代前半で多嚢胞性のお客さま4人はいらっしゃいます。
店頭で漢方相談を摘みかねるうちに、上記のように、普通の子宝漢方相談とは考えかた、発想を変えて相談するべき。と思い、不妊症の中医学の専門講座で勉強したことなども再度学習し直しました。
とくに仙台で数年前に教わった周先生の多嚢胞性卵巣症候群に対する成功例、漢方だけで排卵できるようになって妊娠、出産された方のケースの処方を今回、実践しましたらお客様に喜んでもらえました。
今後とも「日々是決戦」ならぬ「日々是勉強」で少しずつでも積み重ねていきたいです。
[E:xmas]
<2015年12月20日>
母型の親戚から贈られてきた北海道のサロマ湖の牡蠣と土屋薬局のお隣の三桝農機具屋さんから頂戴しましたハタハタのゴージャスな鍋を妻に調理してもらいました。
サロマ湖の牡蠣は、焼き牡蠣に鍋料理にと大活躍でした。
ハタハタも旬の味でとても美味しかったです。