こんにちは。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
昨日の2017年4月23日(日)に仙台で南東北中医薬研究会の漢方定例会、勉強会がありました。
妻と一緒に参加してきました。
場所はホリディイン仙台です。
講師は東京からイスクラ産業の中医学講師、楊暁波先生に来仙してもらいました。
仙台でアトピー性皮膚炎の漢方の講演を聞いてきました。
「皮膚を読む・弁証論治~2016年改正アトピー性皮膚炎ガイドラインより~」をテーマにご講演頂きました。
最新版のアトピー性皮膚炎の定義や分類、重症度のガイドラインからアトピー性皮膚炎に対して清熱涼血(せいねつりょうけつ)を当てはめて改善してゆくポイントを解説してもらいました。今までの中医皮膚病の講義内容に+αの内容でした。
2017年4月23日(日) 「皮膚を読む・弁証論治~2016年改正アトピー性皮膚炎ガイドラインより~」
中医学講師の楊先生です。
私達、南東北中医薬研究会は宮城県、福島県、山形県の南東北3県の中成薬とよばれる漢方薬を取り扱うために、定期的に自己研鑽を積んでいる団体です。
病院やクリニックでは保険診療となる日本漢方が主体ですが、私たちは中国の漢方、中医学を母体とする中国漢方を勉強して、一般の病院での治療や漢方などがうまくいかない場合など、もっと幅広い意味で日本漢方も網羅してサプリも含んだ中医学を実践しています。
使える方剤が広がるので、漢方の応用範囲も広いです。
私、土屋幸太郎でいえば星薬科大学という東京五反田戸越銀座、武蔵小山の大学をでた後に東京大学附属病院薬剤部で研修して、その当時、東大皮膚科での重症のアトピー性皮膚炎患者さんへの大量のステロイド処方などをみてきました。
薬剤師として。
私の恩師、師匠はいまは東大系列の東京逓信病院の薬剤部の大谷道輝先生です。
日本の薬剤師の中で皮膚科領域ではゴッド的存在になった大谷先生と寺田のじいちゃんなどから東大病院薬剤部の外用台で徹底的に特訓されました。
「大谷道輝の気になるくすりのはなし」
本当にいま、コソッとこのココログでカミングアウトしていますが、私も皮膚科の漢方相談や薬剤師としての軟膏への理解などあります。
私も実家が薬局でなかったら東大系列の警察病院や逓信病院の病院薬剤師で勤務していたかもしれません。。
(意外にも土屋幸太郎にも東大附属病院薬剤部「魂」があります。日本の薬剤師の伝統を持っています)
さて、昨日の話に戻ります。
皮膚を読む・弁証論治~2016年改正アトピー性皮膚炎ガイドラインより~
漢方的には商品ではイスクラ清営顆粒と五行草が中心でした。
土屋薬局の商品をご紹介します。
イスクラ清営顆粒
五行草
この五行草は、山形の「ヒョウ」です。
「スベリヒユ」です。
あの畑の雑草です。
医食同源として元気の胃腸づくりに役立ちます。
スベリヒユは
「養生として」
野菜不足、お酒飲み過ぎ、口内炎、胃腸が弱い、唇のカサカサなど脂性、ニキビ、肌荒れなどの方へ」
「病気への養生茶として」
白斑、湿疹、アトピー性皮膚炎、赤痢、不正出血などの出血、産後の乳腺炎、膀胱炎、カンジダなど
ということで、山形県東根市の土屋薬局でも皮膚科の漢方相談できます。
お気軽にご来店ください。
個人的には、「にきびと不妊の漢方薬」「不妊とアトピーの漢方相談」こちらのコラムなども気にいっています。
「お肌のトラブル解消!漢方相談室」
「中国漢方美肌法」
「夏の肌のトラブル解決!」
こちらの土屋薬局 中国漢方通信のコラムも参考になりましたら、幸いです。
妻とランチ会で
仙台でのアトピー性皮膚炎の漢方講演が終わったあとに楊先生と妻と土屋幸太郎
2020年6月11日追記
漢方的にはアレルギー疾患のアトピー性皮膚炎、喘息、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹などは「胃腸の冷え」があると認識します。
胃腸が冷えるとさまざまなアレルギー疾患や自己免疫疾患がでやすくなります。
薬や食べ物で胃腸を温めるときちんと治ってきます。
たとえばアトピー性皮膚炎は皮ふの病気ですが、皮ふの下の水が胃腸の気のちからで動いていますが、胃腸が冷えているとアレルギーがでやすくなり、皮ふの下の水の動きも悪くなりがちです。
水が届かないとカサカサしてかゆい肌にになります。
水が届いても動かないと後ろから来た水が押すので、溢れてジュクジュクにもなっていきます。
カサカサもジュクジュクも見た目は正反対ですが、水の流れの悪さによる水の過不足が痒みの原因となります。
ですから胃腸を温めて皮ふの下の水の流れを良くするとカサカサもジュクジュクも良くなってきます。
肥厚甘味と呼ばれる痰湿をうむ食べ物には注意していきます。
「控えるべき食品」肥厚甘味(ひこうかんみ)のもの
以下のものを取りすぎは体に悪影響を及ぼしかねません。
①甘いもの
例えばチョコレート、甘いお菓子など(性質が滞るので、体内の湿邪を生じる)
②油っこいもの
例えば揚げ物、てんぷら、ポテトチップス、各種肉など(消化吸収しにくいの
で、体内の湿熱を生じる)
③香辛料の多いもの
例えば唐辛子、カレーライスなど(刺激性が強いし、熱性であるので体内の湿熱
を生じる)
④洋食品、加工食品
例えばファーストフード、ケーキなど(添加物も多いし、消化吸収しにくいの
で、体内に湿熱を生じる)
⑤高タンパクのもの
例えば牛乳、卵、大豆、魚介類(高タンパクのため、消化吸収しにくいので、体
内に湿熱を生じる)
⑥生のもの、冷たいもの
例えば刺身、アイスクリームなど(胃腸を冷やし、消化吸収機能を低下させ、体
内に湿邪を生じる)
⑦コーヒー
興奮性が強いので、体内に熱を生じる。
⑧アルコール類
例えばビール、お酒など(湿熱を生じる)
⑨タバコ
湿熱を生じる。
またいつかまたアレルギーの治し方のお話をしましょう!
「こころ」の健康アドバイザー 土屋薬局!
「山形県は、東北地方に存在し、冬は雪が降り寒く、夏は蒸し暑いという厳しい自然風土があります。農作業に従事している人が多いので、「痛み、しびれ」を訴える人が多いのが実情です。そのような地域のニーズに応じて、土屋薬局では「痛み、しびれ」の漢方相談を得意としています。
頭痛、肩こり、背中の痛み、肩甲骨の痛み、腕のしびれ、肘の痛み、膝痛、腰痛、坐骨神経痛、リウマチ、五十肩(肩関節周囲炎)などのつらい症状を緩和できるよう、皆様のお役にたてますよう、努力しています。また最近では、不妊症を中心とした婦人科系の子宝のご相談も日増しに多くなっております。
2人目のお子様が授からない、流産を繰り返すなどの不妊の悩み、不育症、体外受精でなかなか授からない、多嚢胞性卵巣、排卵障害、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症、卵巣嚢腫(チョコレートのう胞)などの器質的疾患や高プロラクチン血症によるホルモンバランスの乱れなどのご相談で実績を上げています。
そのほか、にきび、アトピー、湿疹、肌荒れ、掌蹠膿疱症、乾燥肌、喘息、精神疲労、抑うつ感、漢方ダイエット、耳鳴り、耳のつまり、聴力低下、メニエル、めまい、ストレス、不眠、高血圧、高血糖、糖尿病、痛風、高脂血症、腎臓病、肝臓病、がん、冷え、生理痛、男女更年期障害、免疫力の低下、起立性調節障害、発達障害などのご相談もお気軽にどうぞ。
お客様の立場にたちました、親切丁寧な漢方相談を心がけ、東北にかまえる薬局らしく、土屋薬局は従業員一同、もちの木のように 粘り強く努力してまいります。
当店は、さくらんぼ”佐藤錦”で有名な東根市(ひがしねし)に在ります。
親切第一をモットーとして、親身になって健康について考えます。しっかりした相談で、あなたの悩みも解決します。
健康についてのご相談、商品についてのお間い合わせを承っておりますので、お気軽にお電話下さい。」
日本中医薬研究会 会員店紹介より 土屋薬局
旧国道13号線沿いに当店がございます。
地理的には東根市、村山市、河北町、天童市、寒河江市、山形市、仙台市から来店しやすいです。
土屋薬局 中国漢方通信/漢方専門の薬剤師、不妊カウンセラーが相談します。
漢方体験ドットコム…土屋薬局のお客様体験談です。ぜひご覧になってください。
漢方のご相談方法は、漢方相談表、またはファックス、電話で受け付けています。
お問い合わせは、送信フォームもございます。
詳しい漢方相談の方法はこちらからで説明しています。
所在地 山形県東根市神町中央1-10-7
営業時間 日曜日、祝日お休みです。
平日 午前9時~午後7時 土 午前9時~午後6時
メールアドレス JDY00247@nifty.com
電話 0237-47-0033 漢方電話相談室 0237-48-2550 Fax 0237-49-1651
仙台方面からのご来店の場合には、お車でのご来店、または仙台駅前の旧仙台ホテル跡の複合商業施設のEDEN前のバス停から「山形新庄行き」48ライナーの山形交通のバスをお勧めしています。さくらんぼ東根駅下車です。1時間に1本あります。約1時間15分です。
さくらんぼ東根駅に到着されましたら、当店のスタッフがお迎えにまいりますので、お気軽に前もってご予約のうえご来店頂けたらと思います。
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今後とも土屋薬局をよろしくお願い致します。