おはようございます。薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
早春の山形県東根市、気温9℃、ふきのとうはすっかり大きくなり、雪囲いを外した金魚たちはエサを求めて朝から全員集合です。
薬局店内では一足早く「天童市舞鶴山の桜」を飾っています。
明日の土曜の漢方相談会も受け付け中です。
本日もよろしくお願い申し上げます。
今日の午前中朝早い時間帯に四川省の漢方工場の張さんからお電話もらい、父のお悔やみのお言葉と、今回新発売された逍遥顆粒についての感想を聞かれました。
逍遥顆粒は「肩がこり疲れやすく精神不安などの精神症状、ときに便秘の傾向のある方の冷え性、虚弱体質、月経困難、更年期障害、血の道症、不眠症、神経症」の漢方です。
土屋薬局で取扱ございますので、気になるかたはご連絡くださいね。
さて、昨日の春分の日の休み明けの今日は、中医師のセツ先生にお客様からお問い合わせの件でお電話しました。
そのお聞きした内容をログします。
お客様からのお問い合わせ
「以前漢方相談をして、さいこかりゅうこつぼれいとう とよくかんさん加チンピ半夏を買ったのですが あまり効果を感じなくて…残っています。この2つは私にあっていると思われますか?(>_<)」
セツ先生からのご回答
「柴胡加竜骨牡蠣湯は大黄と柴胡に竜骨、牡蛎が入っています。
重たいものが入っていので、下にもっていきます。
血圧が高い、交感神経が興奮状態、すぐおこる人、のぼせ気味によいです。
上の血圧が高い人にぴったりです。
抑肝散加陳皮半夏湯はわがままタイプに向いています。
こちらは下剤は入っていません。
柴胡、陳皮、半夏が入っていて、胃が弱い人によいです。
どちらも漢の時代からの有名な処方なので
飲み慣れていて効き目が今ひとつだったのかもしれません。」
土屋 「なるほど、ありがとうございました。
先生、ところで最近、わたしは開気丸の効き目などとても気に入っています。
十全大補湯だったり補中益気湯などの補剤でも使っていても効き目が今ひとつな場合も多いのです。
わたしはこれから理気や活血など通す漢方を使っていきたいと思っています。
とくに開気丸は、理気するのでほかの漢方の効き目も良くなると考えていますがどうでしょうか?」
セツ先生 「土屋先生はお車お持ちですか?よく車の話をします。
ワックスをかけても汚れがついたままだと汚れを閉じ込めてしまいますね。
ワックスをかける前にまず洗車ですね。
ワックスをかけるだけだと汚れを落とす前に十全大補湯や補中益気湯などの補剤を飲むことに似ています。
洗車は理気剤です。汚れを落としてから、次にワックスです。理気剤は通す薬ですね。」
なるほど今回もとても勉強になりました。
開気丸や逍遥散など「通す」漢方薬を上手に使っていきたい早春です。
ストレス性のご疾患など土屋薬局へご相談お寄せくださいね。
深いお話でしたねー
西川さんはニコニコして姿勢もよくて歩く姿も颯爽として自信がある感じでした。
ニコニコと人当たりがよいところが成功の秘訣でしょうね。
妻は、車の中から西川さんに手を振れば良かった、などと言っていましたが、きっと話に夢中の西川さんは助手席の妻には気が付かなかったと思います。
私と妻だけが知っている西川さんで、ほかの人たちは西川さんに気が付かなかったので、ちょっと得した気持ちです。
山形に住んでいて芸能人が偶然にみれるとは、持っています。らっきーでした!笑